横浜のほほん

横浜のはずれで、のほほんと暮らす男の見聞、考察、感想をつれづれに記す

クロモジとコクサギ

2008-04-08 09:18:03 | 近所
昨日午後からの雨に風も強まってミニ台風のようになっている。
ときおり雷も鳴ったりして交通にも影響が出ているようだ。


クロモジ(クスンキ科)
先日の「小さな黄色の花」の記事で
アブラチャンもクロモジも雌雄異株だけれど、雌花を見つけられないでいると書いた。
アブラチャンはまだだけれど、クロモジの雌花を見ることができた。
白っぽい雌しべが見える。


こちらが雄花で雄しべの葯のせいもあって雌花より黄色く見える。


コクサギ(ミカン科)
クロモジの近くに、もっと地味な黄緑色の花が咲いていた。
コクサギと呼ばれるがクマツヅラ科のクサギの仲間ではない。


これが雌花で雌しべの柱頭が4裂している。
その向こうに見えるのは種を飛ばした実の殻で、これも4個一組だ。


こちらのオシベ4本が外側に張り出しているのが雄花だ。
コクサギは花弁、雄しべ、柱頭、子房、がく、果実など全て4個で構成されている。