新年になって最初に読んだ本をご紹介します☆
今回ご紹介するのは「L change the WorLd」(著:M)です。
-----内容-----
L、最後の23日間。
劇場版『デスノート』から、ついにスピンオフ「L」登場!
究極の選択をしたのち、Lに降り掛かった最後の事件を描く完全オリジナルストーリー。
映画原案に参加した謎の人気作家Mが小説版を書き下ろし。
スクリーンでは見られないLの言葉、Lの想いがここに!
-----感想-----
ものすごく、心にくる一冊でした。
クールなLが初めて見せる熱い姿。
普段のLからは考えられないような、人間味溢れる行動。
もちろん、物語の最初のほうは普段どおりのクールなLなのですが、物語が進むにつれて、徐々にLの心に変化が訪れます。
この小説は、映画『デスノート the Last name』の後の、Lに残された23日間を描いたものです。
私は映画は見なかったのですが、映画の結末は知っています。
原作のマンガでは夜神月(やがみらいと)がLに勝つのですが、映画ではLが勝ちました。
しかしL自身も文字どおり命を懸けていたため、Lに残された寿命は23日間になってしまいました。
小説には映画を見ていない人でも楽しめるように配慮がしてあって、私もすんなりと読み進めることができました。
所々に原作マンガのネタを使っていて、「ここであのネタを使うのか」と感心したりもしました☆
この小説で起きる事件は、原作にはない完全オリジナルのものです。
「ブルーシップ」と呼ばれる謎の組織が、「理想の世界」を作るために動き出します。
彼らの恐ろしい計画は、まるでキラのような考え方でした。
人類が受ける被害はキラ以上にひどいものです。
Lは、この組織と対決すべく動きだしますが、展開が二転三転してなかなか先が読めませんでした。
本当に展開は目まぐるしく変わったと思います。
ネタバレになってしまうので詳しくは書けませんが、味方と思っていたものが敵になったりして、ハラハラする展開が多かったです。
この辺り、著者のMさんは上手いなと思います。
それにしてもMっていったい誰なのでしょうね。。。
Lの甘党ぶりも健在でした。
今回は、コーヒーより砂糖の量のほうが多い「砂糖のコーヒー和え」などが出てきます(笑)
それって飲み物ではないような気がしますね。
そして、今回も登場する「ワイミーズハウス」。
意外な登場の仕方をするのでビックリでした。
「ロサンゼルスBB連続殺人事件」のときよりビックリしたかも知れません。
本当にあの展開にはビックリでした。
では、この「L change the WorLd」で、印象に残った台詞を以下にご紹介します。
「これが、デスノートに記される最後の名前です」
「ここは幸い、『レベル4』の実験施設です」
「L……、世界一の名探偵なんて言われているけれど、組織という後ろ楯を失ったら、一体あなたに何ができるかしら?」
「ありがとうございます。これで私も安心して……」
「月君……、痛いです。とても……痛いです。心が……」
「ワタリ、この世界でもう少しだけ生きてみたくなりました」
「L、チェックメイト、です」
今回は本当に、Lのための物語だったなと思います。
クライマックスでは思わず涙ぐんでしまいました。
Lが世界一の探偵だと改めて認識させられました。
デスノートファン必見の一冊です。
興味を持たれた方、ぜひ読んでみてください☆
※図書レビュー館を見る方はこちらをどうぞ。
今回ご紹介するのは「L change the WorLd」(著:M)です。
-----内容-----
L、最後の23日間。
劇場版『デスノート』から、ついにスピンオフ「L」登場!
究極の選択をしたのち、Lに降り掛かった最後の事件を描く完全オリジナルストーリー。
映画原案に参加した謎の人気作家Mが小説版を書き下ろし。
スクリーンでは見られないLの言葉、Lの想いがここに!
-----感想-----
ものすごく、心にくる一冊でした。
クールなLが初めて見せる熱い姿。
普段のLからは考えられないような、人間味溢れる行動。
もちろん、物語の最初のほうは普段どおりのクールなLなのですが、物語が進むにつれて、徐々にLの心に変化が訪れます。
この小説は、映画『デスノート the Last name』の後の、Lに残された23日間を描いたものです。
私は映画は見なかったのですが、映画の結末は知っています。
原作のマンガでは夜神月(やがみらいと)がLに勝つのですが、映画ではLが勝ちました。
しかしL自身も文字どおり命を懸けていたため、Lに残された寿命は23日間になってしまいました。
小説には映画を見ていない人でも楽しめるように配慮がしてあって、私もすんなりと読み進めることができました。
所々に原作マンガのネタを使っていて、「ここであのネタを使うのか」と感心したりもしました☆
この小説で起きる事件は、原作にはない完全オリジナルのものです。
「ブルーシップ」と呼ばれる謎の組織が、「理想の世界」を作るために動き出します。
彼らの恐ろしい計画は、まるでキラのような考え方でした。
人類が受ける被害はキラ以上にひどいものです。
Lは、この組織と対決すべく動きだしますが、展開が二転三転してなかなか先が読めませんでした。
本当に展開は目まぐるしく変わったと思います。
ネタバレになってしまうので詳しくは書けませんが、味方と思っていたものが敵になったりして、ハラハラする展開が多かったです。
この辺り、著者のMさんは上手いなと思います。
それにしてもMっていったい誰なのでしょうね。。。
Lの甘党ぶりも健在でした。
今回は、コーヒーより砂糖の量のほうが多い「砂糖のコーヒー和え」などが出てきます(笑)
それって飲み物ではないような気がしますね。
そして、今回も登場する「ワイミーズハウス」。
意外な登場の仕方をするのでビックリでした。
「ロサンゼルスBB連続殺人事件」のときよりビックリしたかも知れません。
本当にあの展開にはビックリでした。
では、この「L change the WorLd」で、印象に残った台詞を以下にご紹介します。
「これが、デスノートに記される最後の名前です」
「ここは幸い、『レベル4』の実験施設です」
「L……、世界一の名探偵なんて言われているけれど、組織という後ろ楯を失ったら、一体あなたに何ができるかしら?」
「ありがとうございます。これで私も安心して……」
「月君……、痛いです。とても……痛いです。心が……」
「ワタリ、この世界でもう少しだけ生きてみたくなりました」
「L、チェックメイト、です」
今回は本当に、Lのための物語だったなと思います。
クライマックスでは思わず涙ぐんでしまいました。
Lが世界一の探偵だと改めて認識させられました。
デスノートファン必見の一冊です。
興味を持たれた方、ぜひ読んでみてください☆
※図書レビュー館を見る方はこちらをどうぞ。
たしかに「L change the WorLd」でのLは、かなり感情を出してますし、人間味がありますよね。
お名前がないので、きっと通りすがりの方だと思います。
良かったらまた来てくださいね。
デスノートはすごく好きなので、記事も気合を入れて書きました。
映画も好調なようなので、本屋さんに行けば「L」があると思います。
これからもよろしくお願いしますね
自分のblogあんまりたいしたこと書いてないのに
申し訳ないっす
読書日和さんの記事を読んで
小説の”L”を読みたくなってきました
本屋さんに、行って探してみます
今私も伊坂先生の「ラッシュライフ」という本を読んでいます。
あと数ページで読み終わるので、後日レビューを書く予定です。
次に読む本、このブログを参考にしてもらえるなんて嬉しいですね(^-^)
図書レビュー館というカテゴリーがあるので、それを見て頂ければわかりやすいかと思います。
本のレビューを書くのは時間がかかりますが好きです。
常に全力投球でレビューを書いてますよ☆
たまに手抜きもありますが(笑)
これからもよろしくお願いします♪
私は、まだ映画だけしか観ていないのですが
妹が買ってきたので
小説の方も読んでみようと思っています。
Lの言葉に注目しながら読んでみます。
たくさんの小説を丁寧な感想で紹介しているブログですね。
私は、感想を書くのが苦手なのでとても羨ましいです。
今、私は伊坂幸太郎の「死神の精度」を読んでいます。
次に読む本をこちらのブログを参考に選んでみようかしら…と思いました。
映画版も見たいのですがなかなか機会がないです(涙)
樹さんとは昨年二回ほど、デスノートの話題でお話する機会がありましたね。
今回もデスノートつながりで久々にお話できて、嬉しく思います☆
TB,ありがとうございます。
映画のLが強烈で、小説版の、月にたいする友情も
吐露していたL、その印象がかなり薄くなっています。
小説よりも映画のほうが、Lの残り少ない時間のなかでの
成長が描かれていたように思います。けれどもデスノートと
いう世界を閉じるのであれば、小説の方がより味わいぶかいものだったといえるでしょうね。
また小説を読み返したくなりました、
ありがとうございました。
私もLのこのセリフには驚きました。
原作では、Lはライトのことを友達とまでは思ってないように見えたので。。。
映画版ではその辺りが微妙に違いそうですね。
原作にはないLの新たな一面を見られて、面白かったです☆
印象的なセリフ、私も同じ言葉にぐっと来ました。
それは、
「月君……、痛いです。とても……痛いです。心が……」
です。
まさか月に対してそんなことを・・・と思って。
でもLは月を『友人』と呼んでいましたよね。
そこでまた泣けてしまって・・・。
どういう風に映像化されているのか、本当に楽しみです。
それでは、失礼いたします。
そうですね、まさにLの時代です!
今回は本当に「人間・L」を見たような気がします。
そしてなんと、映画と小説ではラストが違うのですか。
映画のラストがどうなるのか気になります。
Lファンのあかねさんには必見の今作ですね♪
Lの戦いぶり、楽しんできてください(^-^)
レビューも楽しみにしています♪
映画は2月9日からですか。
小説でもすごくスリリングな展開だったので、スクリーンではさらにすごいことになりそうですね。
たぶんレビュー記事を書かれるのですよね。
楽しみにしています(^-^)
ちょっと、はにかんでしまった私♪
ついにデスノート。。。Lの時代が♪
私は映画を観た後に小説版を読む予定~♪
映画と小説ではラストが違う・・・ということなので
ドキドキ☆
また、原作コミックスも再読したくなっちゃいました
昨年から、映画観に行く度に、予告宣伝で、この映画が登場していたので、気になって気になって・・・、待ち遠しい限りです。
普段はそっけない態度のLですが、今回はLの情熱的な姿を見ました。
展開も、原作に負けないくらいのどんでん返しがあって、最後までスリリングでした。
そしてやはり、Lこそ世界一の探偵だと実感したのでした(^-^)
本当に伝わってくるレビューでした。
私はデスノートもコミック途中までしか読んでないし、
映画も見ようかなと思ったけど、
コミック読んでからにしようと思って、
まだ全然手をつけてません(^^;
でも、この作品群に取り掛かるときには、
この作品も読んでみたいと思います。