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憲法記念日2015

2015-05-03 12:55:01 | 政治
今日は憲法記念日です。
日本国憲法が施行されてから今日で68年となります。

実家に帰ってきているので、今日の朝はちょうど点いていたTBSのテレビ番組「サンデーモーニング」を見ていました。
憲法記念日の話題が出て、最後は「何としても憲法9条を守ろう」という論調に持っていって終わっていました。

テレビと新聞で憲法9条の話題が出ると高い確率で「戦争、徴兵」といったフレーズを使い、「憲法9条を変えるのは悪いことなんですよ、戦争になりますよ」といった印象を見ている人に持たせようとします。
これには問題点が二つあって、一つはやっていることが国民に対して大きな影響力を持つメディアを使っての「世論誘導」「思想の押し付け」であることです。
特にテレビは放送法第四条の二に「政治的に公平であること」と定められていて、「何としても憲法9条を守ろう」という方向に無理やり持って行くような世論操作、世論誘導は明確に放送法違反ということになります。

もう一つは「憲法9条を変えるのは悪いことなんですよ、戦争になりますよ」という主張自体が完全に嘘であるということです。
さも憲法9条を守ってさえいれば日本は平和、戦争にならずに済むと聞こえますが、そんなわけないでしょう。
その割に中国は日本の領土である尖閣諸島を侵略しようとして着々と準備を進めているではないですか。
領海侵犯だけでなく領空侵犯までし、侵略へのカウントダウンは既に始まっています。
この覇権主義国家・中国に対し、「我々には憲法9条があるのです。争いはいけません。止まってください」と言って、止まってくれると思っているのでしょうか?
当然止まってはくれませんし、確実に侵略されます。
ゆえに「憲法9条を守ってさえいれば日本は平和、戦争にならずに済む」が嘘であるのは明らかなのです。
参考までに、韓国が日本漁民を虐殺し竹島を侵略したのも現在の日本国憲法が施行された後のことです。
ここでも、憲法9条の平和の理想論は完全に打ち砕かれています。

侵略されないように、つまり平和を守るためには、相手の国に対し侵略を思い留まらせる力、「抑止力」が必要となります。
それを考えた時、憲法9条を改正し、中国のように日本の領土を侵略しようとする国がいるという世界の現実に対応できる状態にしたほうが良いと思います。
ちなみに、戦争がしたくて憲法9条を変える人なんていません。
日本の領土を、国家国民を守るためにはどうするべきか考えた時に、現在の憲法9条では目の前に迫っている危機への対応が不十分なので、変えるべきだということです。
もうずっと前から議論されていることなのですし、今さら議論が拙速ということはないでしょう。
ぜひ早期の憲法9条改正を希望します。


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