今日も携帯から記事を書いてます。
電車での移動時間が長くなったので、その時間をブログに使おうかと。
しかし携帯だと絵文字が使えないので、文字だけで感情を表さないといけません。
頑張ってみます!
今回は小説のご紹介です。
「ナラタージュ」(著:島本理生)を読みました。
物語は、主人公・工藤泉が婚約者と夜道を歩くところから始まります。
仲の良い二人だが、工藤泉には二度と忘れることのないだろう、ある人への切ない気持ちが眠っている。
「きっと君は、この先、誰と一緒にいてもその人のことを思い出すだろう。だったら、君といるのが自分でもいいと思ったんだ」…婚約者ですら、その存在を受け入れるくらい、泉の心にはその人が強く存在しているのです…
物語は泉の過去・大学時代へ。
「ナラタージュ」…映画などで、主人公が回想の形で過去の出来事を振り返ること。
泉の心に残るその人は、過去にしかいない。
泉の高校時代の恩師・葉山先生。
卒業式の日、泉は葉山先生に想いを伝えようとした。しかし、できなかった。
大学1年の冬、突然葉山先生から電話がくる。
高校の演劇を一緒にやらないかというものだった。
泉は高校時代に演劇部で、その顧問が葉山先生だったのだ。
再び葉山先生への想いが甦る泉。
しかし葉山先生は、ある事件から恋愛自体を拒絶するようになっている。
泉もそのことを知ってはいるが、葉山先生への想いは止めようがない。
泉は海外赴任中の両親に会うためにドイツを訪れる。そこで泉は、卒業式の日伝えられなかった想いを伝えることを決意。
「いつまでも同じ場所にはいられない」この言葉が印象的でした。
しかしまたしても葉山先生に想いは届かなく、泉はしばらく距離を置くようになった。
その後しばらくは「小野くん」という大学生と付き合うことに。
が、この二人はギクシャクしがちで、相性はあまり良くなかった。
その後は怒濤のクライマックスへ!
葉山先生との最後の日が迫る。
-----感想-----
小説の中の時間が前後することが多かったです。
もともとが泉の過去の回想なのですが、その中でさらに高校時代、大学時代などがあります。
しかしどの回想でも、泉の中心には常に葉山先生がいました。
小野くんと付き合っている時でさえ、泉の中では葉山先生の存在の方が大きいのです。
小野くんはそのことで苦しみました。
結果として間違った行動に走ってしまったり…
いくら付き合っているからと言って、相手の携帯の着信を調べたり、手帳を勝手に読んだりするのはどうかと思います。
私は小野くんにかなりイライラしました(笑)
やってることが卑怯だ、葉山先生を見習えと何度思ったか。
泉の「いつまでも同じところにはいられない」という言葉にはハッとしました。
浜崎あゆみの名曲「A Song for ××」の歌詞と同じなのです。
そちらから引用したのかも知れませんね。
ついに最後まで二人が恋人になることはありませんでした。
小説の冒頭で婚約者が登場することから察しはつくかも知れませんね。
それにしてもクライマックスは切なかったです。
「それが、私が葉山先生に会った、本当に最後のときだった。」この文が一番切なかったです。
このときの別れ方が印象的でした。
最後の最後で、葉山先生が泉を必要としたような気がしました。
※映画「ナラタージュ」の感想記事をご覧になる方はこちらをどうぞ。
※図書レビュー館を見る方はこちらをどうぞ。
電車での移動時間が長くなったので、その時間をブログに使おうかと。
しかし携帯だと絵文字が使えないので、文字だけで感情を表さないといけません。
頑張ってみます!
今回は小説のご紹介です。
「ナラタージュ」(著:島本理生)を読みました。
物語は、主人公・工藤泉が婚約者と夜道を歩くところから始まります。
仲の良い二人だが、工藤泉には二度と忘れることのないだろう、ある人への切ない気持ちが眠っている。
「きっと君は、この先、誰と一緒にいてもその人のことを思い出すだろう。だったら、君といるのが自分でもいいと思ったんだ」…婚約者ですら、その存在を受け入れるくらい、泉の心にはその人が強く存在しているのです…
物語は泉の過去・大学時代へ。
「ナラタージュ」…映画などで、主人公が回想の形で過去の出来事を振り返ること。
泉の心に残るその人は、過去にしかいない。
泉の高校時代の恩師・葉山先生。
卒業式の日、泉は葉山先生に想いを伝えようとした。しかし、できなかった。
大学1年の冬、突然葉山先生から電話がくる。
高校の演劇を一緒にやらないかというものだった。
泉は高校時代に演劇部で、その顧問が葉山先生だったのだ。
再び葉山先生への想いが甦る泉。
しかし葉山先生は、ある事件から恋愛自体を拒絶するようになっている。
泉もそのことを知ってはいるが、葉山先生への想いは止めようがない。
泉は海外赴任中の両親に会うためにドイツを訪れる。そこで泉は、卒業式の日伝えられなかった想いを伝えることを決意。
「いつまでも同じ場所にはいられない」この言葉が印象的でした。
しかしまたしても葉山先生に想いは届かなく、泉はしばらく距離を置くようになった。
その後しばらくは「小野くん」という大学生と付き合うことに。
が、この二人はギクシャクしがちで、相性はあまり良くなかった。
その後は怒濤のクライマックスへ!
葉山先生との最後の日が迫る。
-----感想-----
小説の中の時間が前後することが多かったです。
もともとが泉の過去の回想なのですが、その中でさらに高校時代、大学時代などがあります。
しかしどの回想でも、泉の中心には常に葉山先生がいました。
小野くんと付き合っている時でさえ、泉の中では葉山先生の存在の方が大きいのです。
小野くんはそのことで苦しみました。
結果として間違った行動に走ってしまったり…
いくら付き合っているからと言って、相手の携帯の着信を調べたり、手帳を勝手に読んだりするのはどうかと思います。
私は小野くんにかなりイライラしました(笑)
やってることが卑怯だ、葉山先生を見習えと何度思ったか。
泉の「いつまでも同じところにはいられない」という言葉にはハッとしました。
浜崎あゆみの名曲「A Song for ××」の歌詞と同じなのです。
そちらから引用したのかも知れませんね。
ついに最後まで二人が恋人になることはありませんでした。
小説の冒頭で婚約者が登場することから察しはつくかも知れませんね。
それにしてもクライマックスは切なかったです。
「それが、私が葉山先生に会った、本当に最後のときだった。」この文が一番切なかったです。
このときの別れ方が印象的でした。
最後の最後で、葉山先生が泉を必要としたような気がしました。
※映画「ナラタージュ」の感想記事をご覧になる方はこちらをどうぞ。
※図書レビュー館を見る方はこちらをどうぞ。
静かな雰囲気があって、読んでいると泉の心境がすごく伝わってきました。
「いつまでも同じところにはいられない」は、浜崎あゆみの曲に同じ言葉がありました。
偶然なのかも知れませんが、同じ言葉だったのでハッとしました。
なかなか力のある言葉だと思います。
どんな時にも、葉山先生が心の中にいる苦しさ。
泉の辛さが読み進めるほど、痛かったです。
「いつまでも同じところにはいられない」
とわかっていても。
これ、浜崎あゆみの曲だったんですね。
latifaさんも、小野くんについて同じように思っていたのですね。
ああいう行動はイカンですよね
紅華祭の記事、楽しんでもらえたようで良かったです
とても賑わっていて、ワクワクする紅華祭でしたよ
私は池袋は、社会人になってからよく通りがかるようになりました。
実家が埼玉なので、池袋が玄関口になります。
暫く留守にしていたので、遅れてしまいました。すいません。
この感想文、以前はまかぜさんと、クローバーでお話した際に、実は既に拝見させて頂いちゃっていたのです(^O^)
はまかぜさんの率直な感想や言葉が、とても良い感じだな~って思いました。
私もこっそり人の携帯を読むとか、そういうのは、イカンなぁ~と思うので、小野君について同じ風に思っていましたよ(^^;)
紅華祭の記事も拝見させて頂きました。一杯写真があって、凄く見応えがあり、楽しませてもらいました☆
池袋ウェストゲートパークはドラマを少し見たことがあります。池袋には、もう10年ほど行ってないのですが、15年ほど前は数回行ったことがあります。
間接的に「本当は必要としている」というのを描写していて、最後二人に会話はありません。
手を振るだけなのに、とても切ない場面でした。
あと、泉の結婚式は描かれていません。
婚約という状態が現在で、葉山先生が存在しているのは過去だけなのです。
日常小説と恋愛小説なので比べるのは難しいですが…
作品の最初から最後まで切ない雰囲気だったので、読みおわった後しばらくは切なくなってました(笑)
ハッピーエンドとはいかないのが悲しいです。
この記事読んだだけでも、心動かされます。ずっと交わることのない2人の心・・・でも、気になるのは「最後の最後で葉山先生が泉を必要とした」というところ・・・どのような理由で・・・?
事件をきっかけに恋愛自体を拒絶していた葉山先生が心開く時が来るの?
「それが、私が葉山先生に会った、本当に最後のときだった」とは、最後の時って、泉の結婚式に葉山先生が出席し、その日から泉が人生を前向きに生きる決心をし、葉山先生から卒業したということかしら?・・・それか葉山先生に何か起こった?・・・とか色々考えてしまったわ。
答えが知りたければ、読めって感じですよね(笑)
ナラタージュは、面白いという噂は聞いていたのですが
読んだ事なかったです。
でも、すごく面白そう!
最近恋愛小説が読みたいので(そんな気分)
ぜひぜひ読んでみたい!
しかもすごく切ない感じがしますね。
忘れられない存在。。。
それを受け入れた婚約者。。。
受け入れられなかった恋人。。。
うわー、、、読んだら泣いちゃうかも!
泉と葉山先生がどうなってしうのか、気になります☆☆☆