読書日和

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縮景園 新緑の良さ その1

2018-09-02 16:58:53 | フォトギャラリー
4月21日、広島県広島市にある日本庭園の縮景園に行きました。
縮景園は広島藩初代藩主浅野長晟(ながあきら)により元和(げんな)6年(1620年)に別邸の庭園として造られ、原爆投下で一度は荒廃しましたが再建されました。
前回山陽に住んでいた時以来の縮景園は春の日差しを浴びる新緑がとても綺麗で陽の気に満ちていました。
その中を歩くと気持ちも明るくなります
※以前作った「名勝 縮景園」のフォトギャラリーをご覧になる方はこちらをどうぞ。


-------------------- 縮景園 新緑の良さ その1 --------------------


縮景園にやって来ました。


素晴らしい青空です


清風館。
数奇屋造りの建物で、屋根は杮葺き(こけらぶき)です。
この建物は従来「壱之御茶屋」と呼ばれていましたが、広島藩7代藩主浅野重晟(しげあきら)の時代、文徴明(ぶんちょうめい)筆の「清風」の額に因んで清風館と呼ばれるようになりました。


灌花井(かんかせい)。
広島藩12代藩主浅野長勲(ながこと)の時代に江戸屋敷から持ち帰ったものと言われています。






ツツジの花。
盆栽型のこんもりした咲き方のイメージがありますがこのツツジは樹木型の咲き方をしていました。


清風館を回り込んで行きます。


後ろはこのようになっています。
昔の家なので障子を開けるとかなり風通しが良くなると思います。
また中から景色を見られるように壁の一部が円形にくり抜かれています。


濯纓池(たくえいち)。
取水は京橋川から満潮時に取り込むように造られていて、上流からの真水と海水が混ざり合って流れ込むため水質は汽水(弱塩水)です。
そのためコイ、ボラ、スズキ、チヌが一緒にいる池になっています。


綺麗な青空と綺麗な新緑で清々しい気持ちになります




桜並木の上から降り注ぐ木漏れ日の雰囲気が良いです






八重桜はまだ咲いているものもありました。




曲がりくねった松の木がありました。
その横に新緑の小さな木があり、縮景園の歴史を感じました。


こちらの道の奥には清風館が見えます。


ツツジの花。
こんもりとした盆栽型で、私はツツジの花にはこの印象があります。




もみじの新緑。
明るい黄緑色がとても良いです




かつて濯纓池から流れ出た水は、南に流れて流川(ながれかわ)という川を通り広島湾に出ていました。
現在は流川は埋められ繁華街となり名前のみが残っています。


楊貴妃型石灯籠。
形が唐の楊貴妃(ようきひ)が付けた冠に似ていることからこの名前が付きました。


橋を渡って島に行きます。


この島は超然居(ちょうぜんきょ)という名前の園内最大の島です。
中央に杮葺きの屋根の四阿(あずまや)があります。


超然居からの眺めです。






遠くから見ると清風館は意外と広さがあると思いました。


今回は縮景園を隅々まで見て回りたいと思いました。
この後は超然居から道に戻り、景色を楽しみながら進んで行きました。
新緑の明るさに見入り写真を撮りながらゆっくり進み、時間が経つのを忘れるほどで、新緑の良さを改めて感じました

※「縮景園 新緑の良さ その2」のフォトギャラリーをご覧になる方はこちらをどうぞ。
※「縮景園 新緑の良さ その3」のフォトギャラリーをご覧になる方はこちらをどうぞ。


※フォトギャラリー館を見る方はこちらをどうぞ。

※横浜別館はこちらをどうぞ。

※3号館はこちらをどうぞ。
コメント (4)
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