この古い松下製トランジスタラジオ AT-110の修理履歴です。それぞれをクリックしてください。
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修理(5/6) 修理(6/6)
台風16号の影響で、雨が降ったり止んだりでした。そのため、草刈りを止めて、久しぶりにトランジスタラジオの修理をしました。前回接触不良を修理したため、音はなんとか出るようになりました。しかし、音が小さい不良が残っていました。その不良個所を探すことにしました。
トランジスタラジオ AT-110の修理中
不良個所を探そうと基板を動かしていると、プツツリと音が出なくなりました。原因を探すと、やはり電源からの線が一本切れていました。その断線を半田で繋いでから、再び不良個所を探すことにしました。やれやれ。修理中に何度も基板を動かして裏表にするので、線がどうしても切れやすくなるのです。
切れてしまった電源線 半田で電源線を繋ぐ 電解コンデンサチェック
電源線を繋げると、再び小さいながらも音が出るようなりました。そこで、音が小さい原因の探索に入りました。このような場合、原因は低周波増幅初段の結合コンデンサAかバイパスコンデンサBの容量低下がほとんどです。そこで、シグナルインジェクタから信号をコンデンサに注入してみました。
シグナルインジェクタの電源ON 結合コンデンサAに信号注入
すると、結合コンデンサの入力側で音が小さくなるのです。つまり、結合コンデンサの容量低下の疑いです。念のため、結合コンデンサの両端に同じ容量のコンデンサを当てると、音が大きくなりました。バイパスコンデンサはほとんど変化ありません。結合コンデンサの容量低下に間違いありません。しかしながら、同じ形の電解コンデンサの手持ちがありません。11月に東京に行った時、同じ容量で同じ形のコンデンサを購入しようと思います。
容量低下故障の結合コンデンサA、同じ形のものが無いため11月修理
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