東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

岩国市由宇の史跡巡りウォーキング(4/4)

2024年07月01日 | 歴史探訪他ウォーキング

 榊八幡宮で元気な子供達と話していると、ある一人の子供が竹林の向こうに熊を見たとのこと。全国的に熊が出没していますが、由宇に出没しているのでしょうか?以前、アナグマを熊と間違えるケースがあるとのニュースが流れていました。そのため、子供が見たのはアナグマ,タヌキ,あるいはアライグマかも知れません。これらの共通点はどれも色が黒い事です。今の子供は小動物を見ることが少ないと思います。そのため、アナグマを熊と勘違いしたのかも知れません。ちなみに我家周辺にはどれも生息しているため私は区別できます。
 さて、榊八幡宮の階段を降りると、二百メートルはあるかと思われる長い参道を通って国道188号線に向かいました。

       由宇を襲った昭和20年の枕崎台風時の冠水を示す災害碑


 長い参道を歩いていると、祠や御旅所がありました。夏祭りや秋祭り時に榊八幡宮を出発したお神輿がお休みする場所です。なお田布施町麻郷の高松八幡宮のお祭りは、まる1日をかけて数十か所の御旅所(麻郷と麻里府)を回ります。2017年に高松八幡宮夏祭り御神幸の記録を撮影するため御神幸に同行したことがあります。その他、麻里府の住吉神社城南の石ノ口八幡宮波野の菅原天神社などの御神幸にも同行して記録を取りました。

  参道横の御旅所と祠     浄土真宗西光寺    由宇地域のサロン
  

 国道188号線が見える場所に来ると、右手に浄土真宗西光寺の立派な本堂が見えてきました。お寺前広場に入って本堂を遠目に見学しました。続いて街内を歩いていると「街角わいわい寄り合いサロン」の看板が目につきました。個人の家でサロンを開いているようです。
 続いて枕崎台風の災害碑を見ました。この災害で数十人の方が亡くなったようです。水位跡から想像するに床上浸水したようです。ちなみに私が元住んでいた家は台風時によく床下浸水していました。畳を剥がして根座板を外すと水面が見えました。もしかして畳に座りながら釣りができたかも知れせん。

    由宇小学校開校時の跡       JR由宇駅に戻った電車を待つ
 

 枕崎台風災害碑の隣に由宇小学校の開校時の跡碑がありました。明治期に由宇小学校がここに開校したのでしょう。これで主な由宇町の史跡を巡ったため田布施に帰る事にしました。国道188号線を渡ってJR由宇駅に向かいました。30分程度待って電車に乗りました。由宇町の史跡巡りウォーキングに参加された方々お疲れさまでした。次回は田布施内の史跡巡りをする予定です。

         岩国市由宇の史跡巡りウォーキングコース

コメント
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