東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

雨が止んだ時を狙って、緑綿の苗を畑に植え替え

2024年07月02日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 梅雨が明けないので思うように野良仕事がや草刈りができません。今回、雨が止んだ時を狙って緑綿の苗を畑に植えました。去年までは直播していましたが、どうしても根切り虫などの被害にあうことが多く何度も種を蒔き直すことがありました。そのため、洋綿(バルバゼンセ)と同じように緑綿もジフィーポットを使って苗を育てました。畑は雨に打たれて緩んでいましたが、湿っているためすぐに根が活着すると思います。後日、活着したことを確認して施肥しようと思います。

          藍を育てている畑の横に緑綿の苗を植え付け


 ところで、緑綿は収穫した時に薄い緑色をしています。しかし、しばらく経つと緑が脱色してきます。そのため、緑色の綿が収穫できたようで実は薄い茶綿ではないかと思います。また繊維の質もそれほど良くはありません。
 以前茶綿などを栽培したことがありますが今は栽培を止めました。緑綿もあと数年栽培してみて、その後は洋綿(バルバゼンセ)だけを栽培しようと思います。繊維が長くしかも細いのでとても紡ぎやすいです。郷土館で紡ぎを実演する時に使っています。

      育苗した緑綿の苗          植え付けた緑綿の苗
 

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