東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

雨の中、藍の苗を補植する

2019年05月21日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 10日ばかり前、皆さんと綿の種をまいたり、サツマイモの苗を植えたり、藍の苗を植えました。綿の種はようやく芽が出始めました。そして、サツマイモの苗もようやく根付きました。そのため、サツマイモは元気に葉が立つようになりました。今後、綿もサツマイモも順調に生育すると思います。しかし、藍の苗だけはこの日照りで壊滅状態でした。ほとんどの苗が枯れていました。そのため今回、残っている藍の苗を補植しました。夕方植えていると、だんだん激しく雨が降り始めました。そのため、畝の半分を残して退散しました。

          残った藍の苗を補植中、だんだん雨が強く


 ところで、芽生えた和綿を見ていると発芽率がバラバラなのです。どの株も6粒位の種をまいたはずです。しかし、今回発芽している和綿を見ると4~0なのです。この日照りで芽生えようと根を出したものの乾燥して枯れてしまった綿があるのではないとか思います。芽生えしなかった株は、もう一度種をまくか、または他の芽を移植しようと思います。

    無事に芽生えた和綿       なんとか根付いたサツマイモの苗
 

 藍を育苗する畝には、まだまだ藍の苗が残っています。そのため、藍の苗が足りなくて困ることはありません。一番の悩みは、苗を補植する時間がなかなか取れないことです。郷土館の仕事もあるし、放課後子供教室の準備もあるし、移動郷土館の準備(次回は城南宿井の原地区)もあるし、各種古い道具の修理もあるし、山の草刈りは手付かずですし、などなど・・・・どれを優先しようか考えるだけで疲れます。

 藍の苗を掘り起こす   プレート皿に苗を移す   苗を一本一本丁寧に補植
  

 夕方近くに藍の苗を補植していると、雨がだんだん強くなりました。合羽を着ていたのですが、ズボンと帽子は無防備でした。そのため、首筋から雨が入り込むし、膝がだんだん濡れてきました。そのため、補植途中でしたが畑から退散しました。藍の苗を運んだ一輪車は、雨水が溜まって水浸しになりました。農作業小屋に帰り着くと、一輪車に溜まった雨水を流しました。家に帰ると、濡れた服を着替えました。しかし、この雨でさらに綿が元気に芽生えるでしょうし、藍も根付くと思います。

     一列に補植した藍の苗        一輪車に溜まった雨水
 


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