東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

暑さのため、とても辛い藍畑の草取り(1/4)

2024年07月04日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 先月初めに藍の苗を植え替えしたのですが、その後は雨が続いて草取りや施肥などの管理できませんでした。久し振りに藍畑に行ってみました。すると、藍は根付いていましたが雑草が生い茂っていました。当然のことですが、栽培植物の藍よりも野生の草の方が勝っています。
 草取りは雨が止んだ今しかできません。今回最初の草取りをしました。この暑さでは全ての畝の草取りを一度にできません。腰を下ろした草取り作業はとても辛いです。そこで数回に分けて草取りをすることにしました。少しでも楽になるようバケツの底に座って作業しました。

           バケツの底に座って、藍間に生える草を取る


 腰を下ろして除草をしていると、何か小さな物が飛び出ました。目をこらしてよく見るとアオガエルでした。小指の先より小さいので危うく踏みつぶすところでした。その小ささから推定するに、数日前にオタマジャクシからカエルになったばかりのようです。田んぼからこの藍畑に行き着いたのでしょう。
 写真を撮った後、草むらに放しました。大人のカエルに成長して、来春には親カエルになって欲しいものです。小さな命を見ると、つい応援してしまいます。

 もくもくと除草を続ける   極小のアオガエル    一畝の除草を終える
  

 最初に苗を植え付けた畝は比較的藍がよく育っていました。藍を栽培するには適期があります。田布施の藍栽培歴を見ると、3月に種まきをして5月中旬には植え替えします。適期に栽培すると、今月中旬には葉を収穫できます。
 今の育ち具合だと葉の収穫は7月下旬になりそうです。ただし、ほぼろ製作講習会と重なりますし、8月上旬に東京に帰省します。そのため、いつ葉を収穫しようと悩みどころです。8月中旬~9月上旬でしょうか。

   良く育った藍、収穫可の葉       左端の藍の畝だけ今回除草
 


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