東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

ほぼろを編むための駒を新たに作る(2/2)

2024年06月08日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 鉈で大まかに駒の形を作ると、グラインダーで滑らかにけずりました。細かい粉が飛ぶので、扇風機を傍に置いてその粉を吹き飛ばしました。それでも、ズボンや腕に細かい粉が着きました。滑らかにした駒、にぎにぎすると手の平の気持ちの良い事。
 体中に着いた粉を振り払った後、ヒートンを取り付ける穴を一つの駒に二ヶ所開けました。小さなヒートンですので、けがき針で穴を開けました。

           完成した駒一組(六個)を編み台の背に載せる


 ところで、駒は表皮は茶色で削った所は白色です。そのコントラストがとても気に入りました。今後この駒を愛用しようと思います。この駒は硬いクルミのためなかなか穴が開きません。またヒートンがねじ込みにくいこと。でも一度ねじ込むと少しくらい力を加えても外れません。耐久性は良好のようです。

  グラインダーで磨く   茶と白のコントラスト   頂頭部に針で穴あけ
  

 最後に駒底部に横断するように小さな穴を開けました。そして、その穴にタコ糸を通して両端を硬く結びました。これで、クルミ製の駒の出来上がりです。さっそく麻紐を駒に通して巻き付けました。持った感触がGoodな駒が仕上がりました。近いうちにほぼろを応用したわら細工製品を作ろうと思います。

  ヒートンルを頂頭部にねじ込む     駒の底部に穴あけして糸を通す
 


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