東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

1ヶ月半ぶりにサトウキビを日光浴

2023年02月12日 | 麦,穀類,雑穀

 12月、サトウキビを越冬させるため部屋の中に退避しました。約1ヶ月半ぶりに部屋の外に出して日光浴させました。今のところ、順調に越冬中です。どのサトウキビも緑色で枯れている様子はありません。ただし、これから3月にかけてが越冬の本番です。この期間に半分近くのサトウキビが茶色に変色して枯れてしまうのです。このサトウキビは鹿児島以南でしか栽培できない品種のようで、毎年越冬には苦労しています。

        和三盆用サトウキビは、茎が細く耐寒性がある

 ところで、先日周防大島に行って和三盆用のサトウキビを入手しました。これで、私が栽培している甘みを収穫する植物は五種類になりました。
 ①サトウキビ。これは沖縄以南の世界中で砂糖用に栽培されています。
 ②和菓子の和三盆を作るためのサトウキビです。サトウキビよりも
  耐寒性があります。
 ③サトウモロコシ絞り汁でシロップを生産します。サトウキビで
  作るような黒砂糖になりません。水飴状になります。
 ④サトウカエデ。幹に傷をつけてその樹液を煮詰めてメイプルシロップに
  します。我家に数本植えているのですが、大木に育っていないため
  まだ樹液を収穫できせん。あと4年後頃には収穫できると思います。
 ⑤クルミ。最近クルミの樹液でシロップを作ることができることを
  知りました。我家のクルミで一度試してみたいものです。
今年の秋に、和三盆用サトウキビで黒砂糖を作ってみようと思っています。手回しで絞る機械がありますので。

   サトウキビ全てが綺麗な緑色     再び箱に入れて3月まで室内保存     
 

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