東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

國木田独歩の史跡、生徒さん達を案内

2023年02月21日 | 歴史探訪他ウォーキング

 先週、地元の小学校に出かけて國木田独歩と田布施町に関わりについてお話をしました。そして、独歩が当小学校で英語を教えたり、教え子の一人が後に当小学校の校長先生なったことなどをお話しました。そして、仮寓していた吉見家の子供達と一緒に高塔山に登って本を読み聞かせしたり詩を読んだりしていた事、また吉見家から遠くない麻里府に行って家庭教師をしていた事、その教え子の姉に恋をしてプロポーズして破局した事などのお話しをしました。
 今回は、生徒さん達を連れて吉見家付近の現地案内をしました。そして、独歩の多感な青年時代のお話をしました。

        國木田独歩が仮寓した吉見家前を案内しながら解説


 麻郷小学校の五年生とは高塔公会堂前で落ち合いました。挨拶もそこそこに独歩が仮寓していた吉見家跡に向かいました。現在吉見家はありませんので、独歩吉見家仮寓跡の石碑前まで行って生徒さん達に解説しました。その時、旧吉見家の写真を見せました。そして、吉見家の傍にあった東家や後に麻郷小学校の校長先生になった東家の東久治の写真も見せました。なお、東久治の写真は、麻郷小学校の校長室に歴代校長の一人として飾ってあります。

 吉見家跡への案内板    解説した独歩石碑前    麻郷神社を参拝
  

 その後、独歩がよく登った高塔山を遠望したり、独歩の日記によく出て来る地名などのお話をしました。続いて、独歩が出かけた惣田山招魂社(現麻郷神社)を参拝しました。そこから見下ろすことができる、田んぼ,塩田跡,平生湾,そして曽根などについてお話をしました。
 おまけの解説ですが、明治維新に関わる第二奇兵隊の顕彰碑列柱に行ってお話をしました。戊辰戦争時に亡くなった世良修蔵(列柱に記名)などのお話をしました。麻郷神社で解散としました。

       國木田独歩が仮寓していた高塔周辺と解説したコース

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