東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

猫ちぐら(ほぼろ版)を試作(6/9) 側面完成

2023年02月20日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 空いた時間をみながら、少しずつほぼろ版猫ちぐらを制作しています。前回までに猫が出入りする穴を編みました。その後、猫ちぐらの側面を編み続けました。そして、やっとこさ側面が完成しました。
 試しに丸い底部と側面を組み合わせてみました。初試作のため不格好ではありますが、出来上がりのイメージが見えてきました。あとは屋根スロープ部分を編んで、蜘蛛の巣編みをします。最後に底部を組み合わせします。近いうちにほぼろ版猫ちぐらが完成しそうです。迷いながらの試作ですので、何ヵ所か編み方を悩んだ跡が丸見えです。

       ほぼろ版猫ちぐらの内側、猫が出入りしてくれるか?


 単なるほぼろでしたら一日で完成しますが、猫ちぐらはとても時間がかかります。もう少し慣れれば、3日位で完成するのではないかと思います。編み方を単純にして、迷わずに編めれば二日位に短縮できるかも知れません。円形の底部が半日、側面が一日、屋根スロープや底部のはめ込みが半日と言ったところでしょうか。もっとセンス良く綺麗に作ることができれば、メリカルなどで出せるかも知れません。

  側面の編み込み終了   猫ちぐら側面の全貌   屋根部を押切りでカット
  

 今回一番手間取ったのは編み方です。一番悩んだのは、側面に取りつけるわら束をどのように縄と固定するかです。最初12個の駒を使って編みましたが、猫が出入りする穴の左右で編み方を変更しました。最初は駒8個で編みましたが、途中で駒4個で編むことに変更しました。試作品なので、編み方がどこで変わったか編み跡で分かります。試作品完成まで、もうしばらくかかります。

   編み方をAからBに変更        側面を繋いで円筒形に置く
 

コメント
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