東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

厳冬期の種まき(蒔き遅れたビオラ)

2019年01月08日 | 花,野草

 たまたま園芸店に行って、春の花の種まきをすっかり忘れていたことに気が付きました。仕事などや野菜の種まきに気を取られて、私が好きなポピー,ビオラ,百日草,スイトピー,キンセンカ,花菱草などの種まきをすっかり忘れていたのです。今の時期、もう種まきはできません。パンジーなどの苗を売ってはいましたが高価です。比較的耐寒性があるビオラの種まきをしてみました。

         種まきした後、網を使って薄く覆土


 今は一年で一番寒い時期です、そのため種まきには特別の工夫が必要です。特に発芽したばかりの種は霜柱にとても弱いのです。芽生えても、霜柱で幼根を切断されてしまい枯れてしまうのです。ポイントは畝下げして、その上にビニールをかけることです。霜がおりないように、かつ暖かくなるようにします。

  耕耘機で丁寧に耕耘    平クワで畝下げ      極小のビオラの種子
  

 耕耘機で丁寧に耕した後、平クワで畝を下げます。そして、ビニールで覆えるように畝の周りを盛り上げます。そして、畝を硬く平クワで固めます。これでやっとビオラの種まきの準備ができました。ビオラの種子は極小ですので、指をひねるようにして散蒔きします。種まきが終わると、網でふるうようにして土を被覆します。次に透明なビニールで覆います。広いビニールしか手持ちがなかったため、買物時にもらう大きめのレジ袋を加工して使うことにしました。

指でひねるように散蒔き   保温用にレジ袋を加工    下畝に支柱を差す
  

 両側を盛り上げた下畝を、加工したレジ袋で覆いました。なお、覆う前に下畝に支柱を差しておきます。これは、雪が降ったり雨が降ってもその重みでレジ袋の覆いが潰れないためです。次にレジ袋が風などで動かないように周りに土を寄せていきます。最後に、適度な通気があるようにレジ袋の数か所穴を開けておきます。さて、寒さに負けず芽が出てくるでしょうか。

  土寄せして動かないように固定       最後に通気用に数ヶ所穴あけ 

コメント
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