東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

上関半島と長島を散策(2/2)

2019年01月25日 | 歴史探訪他ウォーキング

 白井田から山を乗り越した途中に、蒲井を見下ろす場所に出ました。そこから蒲井地区全体を見下ろすことができます。そして、蒲井の向こうに2年前に訪れた八島がみえました。八島は長細いので、平郡島から見ると小さな島に見えます。しかし、蒲井から見ると細長い島に見えます。八島は西側にかつて集落がありましたが、今は東側にしか集落がありません。東側の集落も今は空き家が多くなり人口は20人を切っています。

           蒲井から見た東西に細長い八島


 蒲井を経由して、長島の東端にある四代に向かいました。四代の名前の由来は、長島の四つの集落の代表だからとのことを聞いたことがあります。江戸時代の初め、四代には上関宰判勘場の屋敷がありました。その跡が碑として残っています。江戸時代に、四代から上関に、そして麻郷の米出に上関宰判勘場が移りました。四代は江戸時代初期には栄えていたのでしょうが、幕末期には寂れたのでしょう。

  四代地区の街並み    去年開通の長島トンネル  長島側から見た皇座山
  

 四代で休憩後、蒲井を経由して室津に戻りました。途中、開通していた長島トンネルを通りました。碑文を見ると去年の11月に開通したようです。このトンネルを通ると、蒲井と四代の距離がとても短く感じます。室津に着くと、大津から相ノ浦側の道を通って帰りました。途中、池ノ浦トンネル(21年前に開通)を通過して、平郡島や周防大島などを眺めました。今年最初の上関半島巡りでした。

 長島側からの室津     相ノ浦側からの平郡島    池ノ浦トンネル
  

コメント
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