東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

藍染め用に、藍の種まき

2018年03月17日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 今年も藍の種まきをしました。例年4月になってから種を蒔いていましたが、今年は田布施町の農業故事に従って蒔いてみました。田布施町はかつて藍染めが盛んだったことをほとんどの町民は知りません。江戸時代に染物屋が多いとの記録が残っており、昭和20年代にも田布施川沿いに染め小屋がありました。郷土館には、店じまい後に寄贈された紺屋(染物屋)の看板が展示されています。

        去年刈り取った藍を強く揺すって、種をこぼれ落とす


 4月になれば発芽すると思います。その後、しばらく育苗してから本畑に移植します。去年と同じ場所に植える予定です。そして、葉が茂る夏に藍の葉を収穫するつもりです。去年は一度だけ葉を刈り取りましたが、今年は二度刈りをしてみようと思います。今年は、去年より多くの葉を収穫したいものです。ただ、暑い夏の収穫作業は大変です。

   耕耘後畝を均す      種を畝に散蒔き     レーキを使って土被覆
  

コメント
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