東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

100年以上前製造の古い自動織機を修理(2/x)

2018年03月06日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色



 わずかな暇を見ては古い自動織機の修理をしています。これまでは、モーターの回転が各部に正常に伝わるかに重点を置いてチェックしていました。そのため、各種ギアや回転部に油を差したりグリスを塗ってリしました。今後は、壊れている個所の修理をします。今回修理したのは、最初から気が付いていたシャトルを飛ばす箇所です。シャトルを左から右に飛ばす竿が無いのです。

         今回修理したのはシャトルを左から右に飛ばす竿


 100年以上前の機械ですので、注文して入手できるはずもありません。シャトルを右から左に飛ばす竿が残っていたため、その竿に合わせて新規に作ることにしました。大きさが一番近い板を購入して、長さ,幅,穴の位置などを決めて、ノコギリやドリルを使って加工しました。そして、自動織機に取り付けました。

取付け位置のボルトを外す   サイズが一番近い板      ドリルで穴開け
  

 新しく加工した竿を取り付けて動かしてみました。すると、右から左にシャトルを飛ばすと外れて落ちてしまうのです。古い竿は長年使ったたためか、角が丸くなっています。そのため、正しい位置にシャトルが飛ばないのかもしれません。もう一つ竿を作って交換しようと思います。今後は、シャトルが左右正常に飛ぶように修理しようと思います。

    新しく作った竿(下)          新しい竿の取り付け
 

コメント
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