東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

楽しかった平生町大野南史跡巡りウォーキング(3/3)

2018年03月05日 | 歴史探訪他ウォーキング

 大野薬師堂を出ると、次の史跡である天王さまに向けて歩きました。下見時に迷った山道をすいすいと歩きました。下見時に気が付いていたのですが、少し汁い畑に生えているどの木も幹に苔(ゼニゴケの種類)がびっしりと生えているのです。今の時期ならぱ、枝先に芽があるはずなのにありません。苔が枝を侵食して木を枯らしてしまったのかも知れません。けっこう大きな樹木にも苔が生えています。ここの数年のうちに苔が繁殖したようです。

           天王さまに向けて軽快にウォーキング


 大野地域交流センターに面した田んぼの一角に大木が生えています。その幹の直下に天王さまの祠があります。大木の種類はおそらくシイではないかと思います。シイの木はよく神社などに植えられています。その昔、ここの天王さまはとても敬われていたお社だったのかも知れません。そのため、いつしかシイの木が植えられたのではないでしょうか。わずかに小高いので、古代において海辺の特別な場所だったのかも知れません。

    汁い畑や田んぼの脇を通る       大木下の天王さまにて      


 天王さまの祠を出ると、北に見える大野地域交流センターに行きました。しかし、休日のためセンターには鍵がかかっていました。センター横にある大野小学校跡の石碑を見学しました。大野小学校があった頃、平生街内には習生小学校がありました。私が子供の頃、毎年のように習生小学校の運動会や学芸会に祖母と行ったものでした。

 大野地域交流センター     浄園寺を見学      横道忠衛門の墓地


 大野地域交流センターを出ると、浄園寺を訪れました。法事か何かのようでしたので、雰囲気を壊さないように本堂を見上げるだけにしました。そして、すぐに次の史跡に向かいました。次の史跡は横道忠衛門の墓地です。常春寺の楼門を入ると、本堂の横を抜けて小高い丘に上がりました。そして、一番奥にある横道忠衛門の墓地に行きました。皆で説明板や墓石を見ました。

   常春寺の長い長い数珠           最後に道端のお地蔵様


 横道忠衛門の墓地を見学すると、常春寺に戻りました。そして、常春寺にご挨拶して本堂内を見学させていただました。念仏を唱える時に手に手を取って回す数mはある長い数珠を見せていただきました。ありがとうございました。この頃になると、雲行きが怪しくなりました。ポツリポツリと雨が降ってきました。最後に見学したお地蔵様までの道すがら、皆さんは雨具に着替えました。私は最初から防水服を着ていたので、着替えることなくスタート地点まで歩きました。参加された方々、お疲れさまでした。次回は田布施町麻郷東部の史跡を巡ります。

     回ウォーキングした平生町大野南地区と訪れた主な史跡 

コメント
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