東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

田布施町 麻郷 高塔 祇園牛頭天王社祭典 準備 2017

2017年04月29日 | ふるさと



 田布施町麻郷の高塔地区で毎年開催されるお祭り祇園牛頭天王社祭の準備として、お祭り参加者に配るポン菓子を作りました。お米をポン菓子機に入れて、モーターの力で回し、ブロバンガスで熱します。そして、規定の圧力まで上がると一気に放出します。すると、お米が急膨張してポン菓子ができるのです。

        熱したポン菓子機を一気に放出、白い煙が立ち込める
 

 ポン菓子機が熱せられている間、砂糖と食紅を混ぜて温めておきます。できあがったばかりの熱いポン菓子に、この砂糖水をかけながら混ぜます。ボン菓子は、冷えるにつれてサラサラなります。ボン菓子の出来上がりです。

砂糖と食紅を混ぜて温める    放出されたポン菓子   砂糖水とポン菓子を混ぜる
  

 サラサラになったポン菓子を、高塔公会堂内で待ち構える方々に手渡しします。ボン菓子は、コップ一杯程度に小分けされ小さなビニール袋に入れられます。140袋程度に小分けされたポン菓子を作ります。そのため、ポン菓子機を6回程度稼働させて次々にボン菓子を作ります。私はもっぱら、出来上がったポン菓子に着色砂糖水を混ぜる係をしました。12時半頃に始めて15時前にポン菓子を作り終えました。

         お米を入れた後、熱しているボン菓子機


 ところで、明日29日は高塔の祇園牛頭天王社祭と麻里府の住吉神社祭が重なります。毎年のように神社のお祭りを記録していますが、今年は麻里府の住吉神社のお祭りのすべての工程に参加して記録を取ろうと思います。そのため、同日行われる高塔の祇園牛頭天王社祭に残念ながら参加できません。

           高塔公会堂内でボン菓子を小分けする方々


 高塔の祇園牛頭天王社祭の準備が終わると、麻里府の住吉神社に行ってみました。すると、御神輿や旗などの準備がすでに済んでいました。麻里府の住吉神社以外の神社では、各戸別々に神社に集まります。しかし、麻里府の住吉神社は、各地区ごとにいったん集合してから一緒に神社に移動するようです。明治時代の住吉神社への集合方法が今だ残っているのは貴重だと思います。

 小分けしたポン菓子     ボン菓子関連機器を返却   麻里府住吉神社
  

コメント
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