東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

田布施町 楽しかった呉麓山,ひかり観音ウォーキング

2014年04月28日 | 歴史探訪他ウォーキング



 先週20日の予定だった呉麓山,ひかり観音ウォーキング、雨が降って延期になり今日27日になりました。数日前の天気予報では雨の予想でした。このため、てっきり今週も中止せざるを得ないかと思っていました。しかし、晴れが1日伸びたようです。事前に調査して、下見した苦労のかいがあり、ウォーキングが実施できて良かったです。

 西山妙見神社からウォーキング開始      妙見神社の石鳥居を通る
 

 午前10時に交流館に集合し、車3台で川西西山の妙見神社に向かいました。バイクでは何度もこの神社に来ましたが、車で来たのは初めです。狭い道から逸れないように注意しながら妙見神社の駐車場まで行きました。到着すると、西山林道を歩いて最初の目的地である呉麓山に向かいました。

          呉麓山登山口前の鉄塔下で最初の休憩


 呉麓山は、西山林道途中にある登山口から、歩いて20分程度の距離にあります。光市と田布施町の境界に沿って登り坂が続いています。田布施町側は綺麗に下草が刈ってありますが、光市側は原生林のようです。登山道をもくもくと登っていきました。山頂直下は急登です。時々休まないと息が切れてしまいます。

    人工の杉林間の道を進む       呉麓山山頂直下の苦しい登り坂
 

 山頂直下の上り坂を堪えるようにしながら登っていくと、急に視界が晴れてきます。そこは呉麓山の山頂です。展望が最も良いのは田布施側方面です。直下を見ると、特別支援学校が見え、その向こうに田布施の町並みが、その向こうには平生の町並みが小さく見えます。そして、1月にウォーキングした赤子山が、その右向こうには大星山の山脈が南に続いています。大星山の山頂には回っている風車が見えました。

      田布施や平生の町並み、その向こうには大星山が見える


 田布施と逆の方向を見ると、光市の町並みや周防灘の海がよく見えました。そして、南には千坊山の山脈が長く続いていました。

                                  呉麓山山頂から、光市方面を見下ろして


 眼下の景色を堪能し終わると、昼食休憩です。ウォーキングをして1番の楽しみはお昼御飯です。私はいつも買弁ですが、景色を見ながら食べると、いつもより美味しく感じます。

 みんなで光市方面を見下ろしながら       楽しい昼食休憩タイム
 

 この呉麓山は20年位前に山麓全体が伐採されたようです。どの木々もそう高くありません。高くても2m程度です。このため、数年先には樹木の背がさらに伸びて視界が遮られると思います。そうなると、頂上の展望は今後はどんどん無くなります。今回来てよかったと思います。

             呉麓山山頂の三角点傍にて


 1時間ばかり山頂で過ごした後、登ってきた山道を下りました。急坂でしたので、下りは滑りやすく、登りよりも注意が必要です。急坂に加えて、目に見えない切株が隠れています。また、蔓が道を横切っていることもあります。それらに注意しながら慎重に下りました。下りは10分位歩いただけで登山口に着きました。

     杉林の急な下り坂            再び西山林道に出る
 

 登山口に降りると、再び西山林道を歩きました。そして、次の目的地であるひっかり観音(ひかり観音)に向かいました。なお、呉麓山から直接ひっかり観音に降りる道があるのですが、今は山道が不明瞭になっています。このため、いったん西山林道に戻ってからひっかり観音に行きました。
 西山林道を15分程度歩くと、ひっかり観音の石碑前に着きました。なお、石碑には「ひかり観音」と刻んでありますが、正式には「ひっかり観音」のようです。この石碑の場所から、岩だらけの道やがれた急坂を登りました。

                                 ひっかり観音の石碑から上に向かって登る


 今回のウォーキングは、距離がとても短い4.3kmです。しかし、急な坂ばかりでしたので大変です。滑りやすい登り坂をどんどん登っていくと、大岩が見えてきます。その大岩の最奥に行くと、屏風のような平らな大岩が出向かえてくれます。この鏡のような屏風岩がひっかり観音です。

    滑りやすいダートの急登     ひっかり観音の屏風岩が見えてくる
 

 ひっかり観音の屏風岩に到着すると、眼前に広がる下界を見ながら休憩しました。北東側は樹木に遮れて景色が良くないのですが、南東側の田布施,平生,そして大星山方面はよく見えます。
 しかしながら、いつ来てもこの鏡のような屏風岩には興味を持たされます。数万年か数千年前に、この岩が綺麗に割れて屏風のようになったようです。今は、苔が付いて鏡のようには光りませんが、古代には鏡のような断面ではなかったかと思います。

        ひっかり観音の屏風岩を背にして、下界の景色を堪能


 ひっかり観音から再び山道を降りました。がれた山道ですので、登る時よりもさらに注意が必要です。特に落ち葉が積もっている下り坂は、ずるずると足を取られてしまいます。ひっかり観音の石碑に着くと、あとは西山林道を妙見神社に向かって歩きました。

   ひっかり観音の石碑前に到着      裏白を手に楽しそうなAちゃん
 

 車が通ることができる西山林道は、楽しく歩くことができます。雑談しながら歩くと、あっと言うまに妙見神社に着きました。今回は登り降りが急な山道ばかりでしたが、短い距離でしたので先月ウォーキングした琴石山よりは楽ではなかったでしょうか。
 みなさんお疲れ様でした。特に小学2年生のAちゃん、ずるずる滑りやすい山道は大変だったけどよく頑張りました。

 ※このあと、ひらお邦楽朋の会発表会を見るため、平生町の平生武道館に向かいました。

    今回ウォーキングした4.3kmほどの、呉麓山,ひっかり観音コース

==========健康ウォーキングクラブ==========

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