東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

我家の庭では、花みずき,なでしこ,ひなげしなどが満開

2014年04月27日 | 花,野草

 裏山の桜ハナズオウなどがすっかり散った一方、庭がにぎやかになっています。樹木では花みずきが満開です。四つのピンク色の花びらを目いっぱい開いています。私は花びらを直接見るのではなく、下から見上げ透かしてみる花びら好きです。青空に映える、花びらの薄桃色や葉裏の薄緑色が綺麗です。

                 下から見上げ、透かして見た花みずきの花びら


 次に八重のヤマブキの花がたくさん咲いています。この花は、八重の花びらがポンポンのように丸く見えます。これまた、緑葉と黄色が対称的に映えます。
 地面を見るといろいろな色のナデシコが咲いています。特に淵が白く中が赤いものが私は綺麗に思えます。どんな色が咲くのが楽しみで購入したナデシコでした。6鉢100円の特価品ナデシコでしたが、なかなかどうして花色が綺麗なナデシコばかりでした。なお、元々うちにある川原ナデシコはまだ花が咲いていません。

        八重のヤマブキ                白淵赤色のナデシコ
 

 次にクロッカスが咲いていた花壇を見ると、キンセンカとヒナゲシ(ポピー)が咲き乱れていました。その地面に小さくクロッカスの葉がありました。キンセンカは4月始めにポツポツと単独で開花していましたが、今は花壇全体に花が咲き乱れています。切り花にしていますが、切っても取りきれず枯れる花が出ています。ヒナゲシは去年咲いた花のこぼれ種が芽を出したものです。薄い紙のような花びらが、風にゆられてヒラヒラして綺麗です。

                 花壇で花盛りのキンセンカとヒナゲシ(ポピー)


 花壇以外でも花が咲いています。今咲いているのは、絹さやエンドウやソラマメです。去年も同じ頃に開花しました。花壇の花に比べて地味ですが、よく見れば綺麗です。絹さやエンドウの花はスイトピーに負けず劣らずな薄い赤色が綺麗です。なお、今年はスイトビーを作りませんでした。ソラマメは白い大きな花が咲いています。そのうち、ソラマメご飯にする豆が収穫できるはずです。
 ところで、ソラマメ,絹さやエンドウと同じ畝に冬菜の種を蒔きました。このため晩秋には冬菜を収穫して、早春には冬菜の花を楽しみました。冬菜の花を楽しむと、ソラマメ,絹さやエンドウが上に出るように冬菜を短く剪定しました。面白いことに、ソラマメ単独で作ると、必ずアブラムシに見舞われますが、冬菜に守られているのか全くアブラムシが来ません。一種のコンパニオンプランツなのでしょう。

   スイトピーに似た絹さやえんどうの花        アブラムシが全く来ないソラマメ       
 

 ところで、我家の裏山はすっかり桜が散りました。、平静を取り戻したのように静かな緑が息づいています。栗やけやきなどの新芽が次々に出ています。5月までにすっかり葉が出そろって、裏山は次の季節を迎えます。

                新緑が出始めた、桜,けやき,こなら,栗などの木々

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