東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

椎茸(しいたけ)栽培用の原木を細断

2014年04月04日 | 樹木,果樹

 1月初めに伐採して横倒しにしておいた椎茸(しいたけ)用原木を90cmごとに細断しました。3月中に細断しようと思っていましたが、少し時期が遅れてしまいました。椎茸の菌を植え付けるにはぎりぎりの季節です。早めに菌を植え付けて寝かせようと思います。
 原木の切り方ですが、まずは巻尺を使って90cmごとに白いチョークで印を付けました。その印に沿って幹を切るのですが、最初に270cmごとに大まかに切断しました。

      90cmごとにチョークで印              270cmごとに大まかに切断
 

 伐採後3ヶ月位経っていますので、少しは乾燥して軽くなっているかと思いました。しかし、ほとんど重さは変わっていません。切りやすい向きに幹を転がすのがなかなか大変です。やっとの思いで幹の向きを変えると、チェーンソーを使って一気に幹を切断しました。

         270cmごとに原木を切断、これを90cmごとに3分割


 原木を切っていたチェーンソーの切味がだんだん悪くなってきました。このため、いったん切断作業を止めてチェーンソーを納屋に持って帰りました。そして、丸ヤスリを使って刃を研ぎました。チェーンソーは刃を研いでいないと、時間ばかりかかって木が思うように切れません。チェーンソー持つ手や腕も疲れます。
 刃を研いだチェーンソーを再び山に持ち込んで、切断作業を続行しました。

               90cmごとに細断した原木、この原木に植菌


 細断した原木の年輪を数えてみました。すると20ありました。つまり年齢20歳の木であることが分かります。しかし林の中で育ったためか、先日細断した年齢13歳の原木より細い幹でした。20年も育ったのに日当たりが良くなかったのでしょう。
 細断作業を終わり遠くを見ると、林の向こう側に満開の桜が見えました。山に植えられた桜も満開を迎えたようです。

       年輪の数が20の原木                  林の向こうに満開の桜
 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする