今回は、種取り用大豆の草刈りをしました。この大豆は「鞍掛豆」(パンダ豆とも言われているらしい)と呼ばれる、豆の中央部だけが黒色の変わった大豆です。私は、この大豆がとても好きなのですが、種がなかなか売っていません。このため、残り少なくなった種を、今年は種を増やすために育てています。この大豆は東北などの寒い地域でよく栽培されているようで、気候が温暖な山口県では育ちにくいようです。時期が悪かったのか、種をまいても害虫に食べられるなどして半分程度しか発芽しませんでした。
種を増やすため栽培している大豆(鞍掛豆)
草刈りしていると、花が咲いているのに気が付きました。小さく可愛らしい紫色の花です。これまで栽培した大豆の花は白色だったのですが、この大豆の花は紫色です。小豆と比較して、豆が大きいのだから花も大きいのかと思っていました。ところが、品種の違いもあるでしょうが小豆の方が花が大きいのですね。
可憐で小さな大豆の花 草刈り前、黒マルチをたくし上げる
草刈りする前に黒マルチをたくし上げ、その上にレンガなどを置きました。草刈りは耕運機を使って耕運除草をしました。大豆畝のそばに青梗菜などの種まきする畝も作るため、耕耘しながら除草も同時にしました。ここの畑は比較的湿り気があるため、肥料さえちゃんとやれば野菜が良く育つのではないかと思います。我家の畑は全体的に肥料分が少ないため、今後は枯草をうない込むなどして有機質豊かな畑にしようと思っています。
たくし上げた黒マルチ脇を、耕運機を使って耕運除草
耕運除草が済むと、たくし上げた黒マルチを元にように広げました。10月以降は次第に寒さが強くなるため雑草はもう生えません。10月にもう一度耕耘除草すれば、今年の草取りは終わりです。12月頃には大豆が実り、鞘が茶色になると思います。その時に、来年用の種を採取しようと思います。
3株だけの大豆(鞍掛豆)、12月頃に来年用の種を採取予定