8月23日、ようやく山口県に帰る日がやってきました。帰る日、家がどうなっているか行ってみました。すると、家の形はすっかり無くなっていました。少しばかり木片が残っていましたが、きれいになものです。家が建っていた場所に足を運んで、ここは台所があった場所,ここはお風呂があった所などと、踏みしめながら歩きました。
少しばかりの木片だけが残った我家跡
今後は、残った木片類を取り去る作業と地面上に出ているコンクリートの土台を壊して撤去する作業があります。そして、きれいな更地にすることです。この更地状態になってからいよいよ新しい家が建つことになります。9月6日に建築工事が開始されるようですので、それまでに新たなコンクリートの土台を作るのではないかと思います。今後は毎日のように家内がここに通うので、その都度写真を取ってもらい進捗状況を教えてもらうつもりです。
古い家のコンクリート土台 門だけが綺麗に残った我家跡
それにしても木造の家は解体が早いですね。鉄筋コンクリート作りだと、こうは早く解体できません。増改築や解体を考えると木造が良いのかも知れません。それに加えて、木造の方が税金面で有利です。山口県の我家は鉄筋コンクリート作りなのですが、築40年以上にもなるのに税金がなかなか減りません。コンクリートは傷みが遅いので、税金もそれに応じてなかなか減りません。母親が「鉄筋コンクリートの税金がこんなに安くならないなんて知らなかった。」とぼやいていました。
近所の家がよく見えようになった我家の敷地
我家跡を見終わると京王線南大沢駅に行きました。そして、橋本駅で乗り換えて新横浜駅に行き新幹線に乗りました。これまでの40年間は山口に帰省するためでしたが、今後は東京に帰省するための新幹線になります。東京に住んでいた期間約40年は、山口県に住んでいた期間約20年の約倍になります。期間の長さから考えれば、東京の方が故郷と言えるかも知れません。気持ち的に故郷が二つあるような気がします。子供たちにとっては、今のところ東京が唯一の故郷ですが。
新横浜で新幹線に乗車 夕方、田布施駅に着きタクシーに乗る