東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

栗の初収穫

2012年09月20日 | 樹木,果樹

 先日の台風後、畑の脇を歩いていてふと下を見ると栗がたくさん落ちていました。我家に栗の木があったとは知りませんでした。風で落ちたにの違いありません。ほとんどの栗はいがに包まれていました。いが栗を靴で踏みつけて割り、中の栗を取り出しました。やや小ぶりの栗でした。落ちた栗をそのまま放置しておくと、タヌキが食べてしまいます。このため、落ちた栗をすべて収穫しました。

                  畑の隅に落ちていた、たくさんのいが栗


 母親の話では、数年前に栗の木が倒れたそうです。その時以来、栗が取れなくなっていたそうで、今回栗が取れたのは栗の木が倒れて以来だそうです。倒れた木から芽が生えて、それが大きくなって再び栗が取れるようになったようです。私が、山口県に帰ってからいろいろ邪魔な木を伐採しました。誤ってこの栗の木を伐採しなくてよかったです。

     落ちない栗がまだ木の上に          小ぶりな栗、いがの中にたくさん
 

 今年収穫できた栗は、味を楽しめる程度のわずかな量です。木は今後、倒れる前のような大木になるでしょう。そうすれば、来年からさらにたくさんの栗が収穫できるようになると思います。たくさんの栗が収穫できれば、大好きなモンブランのような菓子を自分で作れるようになるかも知れません。まずは、収穫した初栗を食べてみようと思います。
 ところで、東京八王子市に住んでいた頃、どんぐり類を調理して食べたことがあります。その生食できるシイ類のどんぐりがこの付近には生えていません。栗とは別に、生食できるどんぐりを植えてみようかと思っています。

      いが栗から取り出した栗            無心に蒸し栗の皮を剥ぐ母親          
 

 今年は小ぶりの栗ばかりでした。来年はもう少し樹木が大きくなるので、今年よりは大きな栗がたくさん収穫できると思います。そうすれば、隣りにも差し上げることができると思います。山口県に帰って栗が収穫できるのとは思ってもみませんでした。この栗、植樹することがとても好きだった亡き父親の形見かも知れません。数年前まで、父親が東京にしいたけなどと一緒に栗を贈ってきたことを思い出しました。

           今回収穫した、ボール一杯の栗(蒸した後)

コメント
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