湘南ライナー日記 SHONAN LINER NOTES

会社帰りの湘南ライナーの中で書いていた日記を継続中

中古の新庁舎で昼食

2015-02-06 21:42:49 | B食の道


近くに勤めていて、公共食堂系はあらかた行き尽くしていたような気がしていたけど、実は神奈川県庁新庁舎の大食堂はこの日が初めてだった。

新庁舎といっても、僕が小学生の頃に建ったのだからちっとも「新」じゃない(笑)。まぁ、確かにあの空中渡り廊下で繋がっている本庁舎の古さに比べりゃ、確かに「新」なんだけどね。
節電のために灯りを落としているのも、古さを増長させていると思う。

さて、そんな建物の12階に大食堂はあった。午後1時15分だったが、僕の他にお客は今お膳を下げにきた女性が一人だけだ。なんとなく広い大食堂を独り占め。
頼んだのは、「元町定食」の「トンテキ丼」(570円)。これがなぜ元町なのかは不明。
実は、食べログで「ハムカツカレー」を発見して飛んできたのに、「カツカレー」にグレードアップしていてがっかり。もうなんでもいいや、おや、あれも、これも売り切れかい、じゃあ元町でいいや、という感じでの選択だったのだ。



でも!意外においしい選択だった。なかなか厚みがあるわりには柔らかなお肉で、ニンニクチップも香ばしくていい。肉の下に敷きつめられた野菜も嬉しい。
これで、アツアツだったら申し分ないけどね。まぁ公共食堂だから仕方がないのか。いや、だったらワンコイン程度に抑えてほしいなぁ。

おっと、比べちゃいかんと思いつつ、ついつい中華街のワンコインランチを基準にしちゃっているぞ(笑)。
偉大なる中華街相手じゃ勝ち目はないけど、職場からは近いし、これだけ空いているのは魅力だなぁ。しばらく通って「ハムカツカレー」復活を待つか。


ガラガラ


窓からビルとビルの間から赤レンガ倉庫が。


屋上からはもっとよく見える。

※日記なのにすみません、これ3ヶ月位前の記録です。アップ忘れてました(笑)。


目を転じるとランドマーク方面もよく見える。

アジなことやるサンドイッチ屋さん

2015-02-05 20:24:42 | B食の道


こんなにシンプルなのに、こんなに安いのに、こんなにうまいバーガーがあったのか。
平塚に住んでいながら今日まで知らなかったことを後悔するなぁ。
横内にある『サンドイッチハウス ゴロー』(食べログでは最寄りの駅が相模線の宮山駅になってる!)の「アジフライバーガー」(220円)だ。

バンズがふかふかでね、その場で揚げてくれた小振りだけど肉厚のアジフライがカリカリふわふわで。ソースとマヨネーズ(+からし)のしっとりと、シャキシャキのキャベツ。静かにしっかりお魚の味が口の中に広がっていく。
言うことありません。もうとにかく夢中であっという間に食っちゃいました(笑)。

他にもカレーコロッケ、ハムカツ、フィッシュ、ローストポーク、ベーコンエッグ、ハンバーグ、チキンソテー、とんかつ、ヒレカツ、フライドチキンなどいろんなバーガーがある。片っ端から食べてみたい(笑)。



おっと、ここは「サンドイッチ」専門店。もちろん、一緒に購入した「ハムエッグサンド」(220円)も、ごらんのように職人ならではの仕事がされていておいしくて美しい。職人と書いたけど、注文を受けてから広~い厨房で黙々と調理するのはお母さんだ。
「寒いのでお待ちになるあいだどーぞ」
と出された紅茶もおいしかった。



「BLT」(280円)




「ミックス」(250円)は、これを全部ひとくちでがぶりといくタイプ。


おにぎらず切らず

2015-02-04 22:56:52 | あんな物こんな物


本屋さんで最近よく目にする「おにぎらず」という本。
マンガ発祥のおにぎりの変型で、そのレシピをまとめた本のようだ。
たぶん、ラップを敷いて海苔を置き、ご飯を平たく盛ったら具をのせて、さらにご飯を盛り、最後に海苔の四隅を折って表で寄せて閉じれば出来上がり。たぶん。
見た目は、おにぎりをつぶして四角くしちゃったカンジ。でも、まさに「にぎらず」、重ねて閉じるだけなのでとってもカンタン。たぶん。
だから人気なんだろう。たぶん。

ただ、本の表紙を見る限り、それを切ってサンドイッチみたいに断面を見せるように並べて完成となるようだ。たぶん。
でも、そうなると断面は美しいほうがいいから、具も彩りやら何やらで凝りはじめちやって、結局カンタンなことではなくなっちゃいそうな気もするんだよね。たぶん。

僕は何も見ずに、おまけに何も考えずに、2度ほど作って職場に持参したことがある(笑)。
挟んだのは、ウインナーとかレタスとか、ハムとかチーズとか、朝ご飯のオカズだけど。しかも、もちろん切らずに四角のままね。

でも、パソコンやりながらでも食べやすくていいじゃん。山下清画伯が吉田栄作になっちゃった(あっ、だめだタンクトップつながりでカッコイイ人を想像したけど思いつかなかった)。
少なくともスマート飯よりも超カンタンでいいね(笑)。

それに、カバンの中では文庫本と並べておくと何だかかわいい。



こちらは「とろろ昆布」で巻いたおにぎらず。



トーストサンド礼賛

2015-02-03 20:48:54 | B食の道


みなとみらい方面に用事があったので、久々に横浜市役所第二合同庁舎の『喫茶室』へ(今日もかなり強引)。

で、ショーケースと自販機の前で迷った挙句、いつもの「ミックストースト」(ドリンクとセットで500円)を。

カリカリとしっとり、シャキシャキとふんわり。いつ食べてもおいしい。

たかがトーストサンドだろうと思うかもしれない。

その通り(笑)。

でも、こんなにちゃんとしたトーストサンド、いまどきどこで食べることができますか?

サンドを貫いている爪楊枝を抜いて、がぶりとやるときの至福。いつでもここで味わえる安心。用事なんてなくても、やっぱり僕はここへ来るだろう。

ガード下の心意気寿司

2015-02-02 21:34:39 | B食の道


またしてもおっさん二人飯メンバーから指令が。
「とびきりいいネタを使っているわけではないが、普通においしいちらし寿司が500円」らしい。

その店『喜久すし』は、調べてみると石川町駅のガード下。
おぉ、ちょうど横浜文化体育館の近くに用があるので、その足で行けるじゃないか。かなり強引だけど(笑)。

何度も通っている道だけど、そんなステキなランチをやってるお寿司屋さんがあったなんて、まったく気づかなかった。
店内はいかにもガード下っぽい薄暗さがいい。電車の通過音がリズムを刻むのも昭和っぽい。タイムスリップしたようだ。

さて、その「ちらし寿司」(500円)が目の前に現れた。
ネタがびっしりと敷きつめられている。シメサバなどもしっかり仕事がなされていて好印象。ま、全般にネタが薄手で、向こうが透けそうなところはご愛嬌だ。それでもちらしをワンコインで提供するんだという心意気が嬉しいじゃないか。
もちろん味だって不満はない。ごはんも多めですっかりお腹いっぱいになったぞ。



そうか、あと50円プラスすると、握りも食べられるんだ。だったらいっそのこと「1.5倍」と書いてある「にぎりの大盛り」(850円)にいってみたい気もするなぁ。かなり期待できるね。



歩き始め振り返ると、佇まいがまたいい。夜も吸い込まれる人がたくさんいそうな雰囲気だ。
ただ、夜は構わないけど、ランチタイムのタバコだけはどーにもねぇ。




目の前に「三蛇酒」が。調べたら三蛇とは、ハブ、マムシ、コブラだそうだ。こりゃききそう(笑)。

銀メダルへの道

2015-02-01 21:42:32 | あんな人こんな人


「例えば、健常者だって車椅子に乗れば、車椅子バスケットができます。アイマスクをすればブラインドサッカーにだって挑戦できるんです」

そんなこと、考えたこともなかった。
目から鱗だ。

教えてくれたのは、バンクーバーパラリンピックのアイススレッジホッケーで銀メダルを獲得した上原大祐さん。
障がい者と健常者が同じ条件で楽しめる種目を「オフスポーツ」と名付け、その時間や空間づくりを目指しているという。
僕が仕事で出店したマルシェにスペシャルゲストとして登場、活動や思いを語ってくれた。

こうした視点で考えたことがなかったので、驚き、そして感心したのだ。

で、体験もできるというので、さっそくそのスレッジに乗り込む。
どうぞとすすめられ、お尻はすんなり入った。ところが、腰や大腿部を固定するベルトが届かない。ぜんぜん。
さっきまで、女性や子供がやっていたんだけどなぁ(笑)

「ちょっとムリですねぇ。今度はもっと大きいやつを持って来ますから、次回のお楽しみってことで」

僕にはそもそもハードルが高かったのである。



体験用スレッジは、歯の代わりに車輪がついている。


こちらはホンモノ。氷上の格闘技といわれるだけあって傷跡がスゴイ。