湘南ライナー日記 SHONAN LINER NOTES

会社帰りの湘南ライナーの中で書いていた日記を継続中

グッドタイムサービス

2011-12-21 22:25:26 | B食の道


この間は表に掛けてあった写真入りのボードを、おばちゃんが仕舞うところだった。
それは、「かけそば」に「鯵の押し寿司」3個がセットになっている写真で450円と書いてあった。

大船駅構内にあるそば処『大船軒』である。そのそば処『大船軒』で、駅弁の『大船軒』名物「鯵の押し寿司」が付いたそばが食べられるのか! いつもはその「鯵の押し寿司」の製造工程で出る切り落としを使った「賄い鯵ごはん」(350円)か「天ぷらそば」(380円)ばかりなのだが、次はこいつをと決めたのだ。

おぉ、今日はあのボードが掛かっているぞ!
写真に「タイムサービス」と書いてある。そうか、この時間だけの特別メニューってわけだ。
やったーっ! よーし、食券を買うぞー! え~っと、何ていうメニューだったかな?

一旦店内の券売機の前に立ったが、僕はもう一度表へ出て掛かっているボードを見なおした。「タイムサービス」「450円」とは書いてあるが、肝心の品名が見当たらない。
おいおい、まさかそんなはずはないよなぁと思いながら店内の自販機のボタンを探したら…

あ・あ・あった!
「タイムサービス」と光るボタンが!

そうか、かけそばと鯵の押し寿司のセットの名前が「タイムサービス」だったのだ。
ボタンを押してストンと落ちてきた券を手に取ると、たしかに「タイムサービス」と印字されている。

澄んだ出汁に喉ごしのいいやや硬めのそば、それに定番の鯵の押し寿司3個はバランスもいい。これは素晴らしいメニューである。そば処と駅弁の『大船軒』の“いいとこどり”じゃないか!
「まかない丼」はみんなにおすすめしていて、すっかりファンになってくれた人もいる(笑)。今回も是非みんなにおすすめしたいと思う。
ただ、問題はどうやって説明するか、だ。
「ぜったいおすすめなんだよねタイムサービス」
「タイムサービス食ってみて」
「タイムサービスの酸っぱさと温かさがいいよ」
「だから、そばと押し寿司のセットのことをタイムサービスっていうんだって…」

だめだ、説明しているうちにタイムアップになりそう(笑)

カツを入れる

2011-12-20 23:30:25 | B食の道


先生ではないのだがやはり12月、連日激しく忙しい。
こういうときは、やはりガツンとカツで腹ごしらえである。
とはいっても若くはない腹であるから、カツはカツでもマグロカツ。
アツアツのサクサクで、中はプルンとしている。ヒレカツなんかよりもかなりやわらかいから、この厚さでもバクバクいけるのだ。ボリュームもあるが、これで600円!安心してバクバクいける。いくらどんどんバクバクいっても、胸焼けさえやってこないから嬉しい。
そう、いつもの『まぐろ屋大将』である。
オフィスから距離があるので早足で往復すると適当な運動にもなって消化が促進され、また午後から頑張れるのだ。

ブックレビューのレビュー

2011-12-19 20:55:07 | 湘南ライナーで読む


今年もよく見たテレビ番組のひとつである『週刊ブックレビュー』。その『20周年記念ブックガイド』(NHKサービスセンター刊 933円+税)が出ている。
もちろん、番組にはホームページもあるのだが、「先週の合評で面白そうだったあの本、やっぱりちょっと読んでみたいなぁ」というとき、作者や出版社名を知るためにのぞいてみる程度。
でも、それが本になっているのを見たら、買わないわけにはいかないよねぇ(笑)。
もう中身はどうでもよくって、手元にあれば時々開いてみる、そういうタイプの本である。
ただ、インタビュー記事、座談会、プレイバック…どこをどう読んでも、どうしたって故・児玉清氏のダンディーな姿、そして優しく、しかし毅然とした語り口が思い浮かんでしまうのだ。
そう思っていると、巻末にはちゃんと「追悼“ミスター・ブックレビュー”児玉清」というページが組まれていて泣かせる。来週土曜日の朝6時半。児玉清さんが画面に登場して、この本について語ってくれそうな気がしてならない(笑)。

237ページの一番下に置かれた写真がいい。児玉さん、中江さん、梯さん、藤沢さんといった当時の司会者陣が胸の前で握り拳を構えているぞ(笑)。

思い出づくり

2011-12-18 22:48:09 | あんな話こんな話家族編


今日の「クリスマスリースづくり」には、親子参加があった。
お父さんと小学5年生の女の子である。
一つのリースを一緒につくる姿を見ていたら、ウチの娘がこのくらいのころに一緒にやってみたかったと羨ましくなった。
小学生の頃なら、目を輝かせてついてきてくれたはず。
もっと楽しんでおけばよかったと思うばかりだ。
いや、楽しんだのかもしれないが、残念ながらもうほとんど思い出せないでいる。

クリスマス1週間前

2011-12-17 21:11:45 | ぶらかま


本物の草木や実を使い本格的なクリスマスリースを、カップルで力を合わせ作る。
最初はワイワイキャーキャーやっていたのに、いつのまにかみんな言葉少なに。
しかも、真剣な表情になっていくのはどうやら男性陣である。

講師の英国人ガーデナーの夫人によると、これは「いつのもこと」らしい。
ガーデニングにしても打ち合わせは奥様とするのだが、いざ始めると旦那さんが夢中になっていき、結局メンテナンスの話は旦那さんと直接することになるのが常という。
なんとなくわかる気がするなぁ(笑)。


今日のツアーには、以前勤めていた会社のスタッフに声をかけたら、たくさん参加してもらえた。ホントにありがとう。楽しんでもらえたかな?
迎える側の先生やスタッフのみなさんにも頑張っていただき、心から感謝です。
「やるとなったら、みんな頑張っちゃうのよ」
いつもオーナーが目を輝かせながら口にする、その言葉の意味がよくわかった。


ご本人たちの了承を得て写真を載せましたが、実はみんな“偽装”カップルです(笑)。でも、即席カップルでも楽しく、そして真剣に取り組んだクリスマスリース、どれも立派にできました!
クリスマスリースをつくる背景や、形、色、素材の意味なども教えていただき、出来上がったリースの価値がさらに高まったはず。
アフタヌーンティーの夢のようなクリスマスバージョンといい、いやぁ、自分が参加したかった!



そして、等々力からも嬉しい知らせが。J1クラブを破ってベスト8!
しかも、川崎F育ちの高山選手がゴール。

冬の暴れん坊

2011-12-16 21:37:20 | 湘南ベルマーレ


明日は、鎌倉の、しかもちょっと奥のほうでの仕事が17時に終了では、どう頑張っても等々力には間に合わない。
久しぶりのJ1との対戦だし、ラストマッチの可能性もあるし、ぜひ観たかった。
いや、縁起でもない、ラストマッチだなんて(笑)。
とはいえ一発勝負なんだから、こういうときは勢いが大事。若手がガンガン攻めて攻めて攻めて………帰ってこない(笑)。天皇杯で優勝したあのときみたいに、湘南の暴れん坊らしさ、見せてほしいなぁ。

そういえば「BMWス」。ディーラーとはいえ、なかなかステキなネーミングではないですか。日産スタジアムのトヨタカップのような感じからいくと、ベルマーレのスポンサーさんが一つ減りそうな気も…。まあ、黒いクルマの呪いもあるからそれもいいか。

一日一禅

2011-12-15 22:26:12 | ぶらかま


禅寺のご住職から、こんな話を聴いたことがある。

ある禅寺の和尚さんは境内を自然のままにしておく、それが禅だとおっしゃった。
ある和尚さんはチリひとつ落とさず物の位置も動かさない、それが禅だとおっしゃった。
またある和尚さんはきれいにしている中にあえて一枚だけ枯葉を置く、それが禅だとおっしゃった。

そうお話しになったご住職も、どれが正解なのかはわからないという。
ただ、それぞれの姿を見る側の心持ち次第で、どのようにでも映るというのだ。
要は相手がどうこうではなく、自分がどうあるか、自分がどう見るかということのように思えるなぁ。
日ごろからいい加減な僕なんかにはよくわからないけどね(笑)。

このご住職、最後はこんな話で締めくくってくれてホッとしたのだ。
「だから、ウチの境内はいつも草ボーボーなんですよ(笑)」

写真と本文は関係ありません。

雨天結構

2011-12-14 23:14:28 | あんな話こんな話


先週のツアーでは、昼過ぎから冷たい雨に見舞われた。
そして、今日も朝から雨に。
自分ではまったくそんなことはないと思っているのだが、家族に言わせると「雨男」なのだそうだ。先週、今週とこれだけピンポイントで雨に降られると、否定しづらくなってくる。

だいたいなぜ「雨男」なのかといえば、サッカー観戦に行く時いつも雨じゃないかと。いつもずぶ濡れになって帰ってきてはポンチョを干していると(笑)。

否定できない。

いや、でもね、それはオレだけじゃないから。何千人もの人たちが雨男、雨女なわけで、もっといえば雨ベルマーレなのだから仕方ないじゃないか。
といっても、実際にはそれほどの降水確率ではないはずで、雨の時の印象が強いだけだと思うけどね。

今日は家を出る頃には雨は上がっていた。
「雨男」率は確実に少し下がったはずだが、なぜかこういうことは印象に残らない。

ミラクル安いッス

2011-12-13 23:09:48 | あんな物こんな物


「マンガが半額になってたよ」
子供からそんな情報を得て、昼休みに角の古本屋をのぞいた。
すると、背の高い本棚の間に、妻が立っていた(笑)。

そして僕が買ったのは、写真の『ミラクルA(エース)』(貝塚ひろし作画)全4巻だ。懐かし~。子供のころよく読んだなぁ。

実は、この古本屋に入ったのはたぶん5~6年ぶり。もっとかな。その前回のとき買おうかどうか迷ったのが、そっくりそのまま残っていたのだ。表示価格は800円となっているが、あの時は確かもっと高かったはずで、だから躊躇した記憶がある。ところが、今なら安くなった800円の、さらに半額の400円だというではないか!
年数が経って背表紙なんかすっかり色あせてしまったけれど、これは「買い」である。
僕はビニールにくるまれた4巻を妻に託して、職場に戻るのだった(笑)。

「自分で買うものがなかったからこれだけレジに持っていったら、店のおじさんに二度見された」
帰宅すると、妻にそうグチられた。

まぶしい冬の海

2011-12-12 20:34:28 | あんな話こんな話


昨日はとにかく海が青かったのだ。
もちろん、空には雲などひとつも浮いていない。
おまけに富士山もクッキリ、そしてこれでもかというくらいドーンとでっかく見える。
こんな景色を見ながらペダルをこげるんだから、少しぐらい寒くても問題ない。
太陽を反射してキラキラ輝く海面。
目を細めながら、それを見るのが好きだ。