湘南ライナー日記 SHONAN LINER NOTES

会社帰りの湘南ライナーの中で書いていた日記を継続中

ブックレビューのレビュー

2011-12-19 20:55:07 | 湘南ライナーで読む


今年もよく見たテレビ番組のひとつである『週刊ブックレビュー』。その『20周年記念ブックガイド』(NHKサービスセンター刊 933円+税)が出ている。
もちろん、番組にはホームページもあるのだが、「先週の合評で面白そうだったあの本、やっぱりちょっと読んでみたいなぁ」というとき、作者や出版社名を知るためにのぞいてみる程度。
でも、それが本になっているのを見たら、買わないわけにはいかないよねぇ(笑)。
もう中身はどうでもよくって、手元にあれば時々開いてみる、そういうタイプの本である。
ただ、インタビュー記事、座談会、プレイバック…どこをどう読んでも、どうしたって故・児玉清氏のダンディーな姿、そして優しく、しかし毅然とした語り口が思い浮かんでしまうのだ。
そう思っていると、巻末にはちゃんと「追悼“ミスター・ブックレビュー”児玉清」というページが組まれていて泣かせる。来週土曜日の朝6時半。児玉清さんが画面に登場して、この本について語ってくれそうな気がしてならない(笑)。

237ページの一番下に置かれた写真がいい。児玉さん、中江さん、梯さん、藤沢さんといった当時の司会者陣が胸の前で握り拳を構えているぞ(笑)。