湘南ライナー日記 SHONAN LINER NOTES

会社帰りの湘南ライナーの中で書いていた日記を継続中

かわらない

2011-12-02 23:51:33 | ぶらかま


テレビで見るスナック菓子が大量生産される工場の映像。
それをイメージしていると、かなりギャップを感じることになる。
資生堂鎌倉工場の工場見学に参加してきた。
考えてみれば、スナック菓子と化粧品では単価がかなり違うのだ。なんと1ビン12万円という高級化粧品まであるくらいなんだからね。
1つの商品の生産ラインが短くて、スピードもゆったりした印象。そして、自動化されているといっても、結局どれも肝心なところは人がやっていた。まぁ、逆にこの現場を見れば、いかにキチンと作られているかが理解できて安心する。昭和34年の稼動時から、とにかくまじめにシッカリと取り組んでいるのだろう。
高級品は、充填からチェック、箱詰めまでを、たった3人の熟練工が行なっていた。これには驚くばかりだ。しかも、その熟練工を含め、スタッフのほとんどが女性なのである。帽子を被りマスクをして、目の部分しか見えていないが、なぜかみんな美人に見えてきたぞ(笑)。
レトロな建物と最新設備、女工さんと最高峰の化粧品…なかなか見ごたえのある工場見学だった。
もちろん、あのエアーシャワー室も体験できる(ボクなんかこれだけで嬉しい)。

この見学プログラムはもちろん、今年のミシュランにも掲載の「鉢の木」でのミニ懐石と社長によるマナー&おもてなし講座、「浄智寺」での法話と座禅体験、「人力車」乗車体験、「鏑木清方記念美術館」で学芸員の解説付き美人画観賞とギッシリ詰まった『鎌倉で一日とことん女子力アップ』は、12月14日(水)にまだ空きがあります。ぜひ!

写真は、工場からもチラリと看板が見える『でぶそば』の「半チャン半ソバ半シュウ」(1030円)。すべて普通だけど、寅さんが通っていたころからきっと何一つ変わっていないはず。
おっと、驚くことに撮った写真も変わらなくてビックリ(笑)