湘南ライナー日記 SHONAN LINER NOTES

会社帰りの湘南ライナーの中で書いていた日記を継続中

豚しょうが焼き中華風

2011-01-11 22:55:42 | B食の道


いつも前を素通りしてすまなかった。
黄色が目を引くが、デザインが素人っぽくて何かイマイチ信用しづらい印象だったのだ。これは極めて勝手な想像に過ぎず、ホントすみませんでした。
考えてみれば、オープンしてからもう何年も続いているのだから、それなりに信用できるはずなのである。

MNビルの前の小径で、以前は(といってもずいぶん前だけど)C Dショップだった場所の中華料理『康荘園』である。
初めて入った中華料理店だというのに、中華料理が並ぶランチメニューだというのに、その中から頼んだのは『豚しょうが焼肉』(ご飯、玉子スープ、漬物、杏仁豆腐がセットで750円)だ。経験的に、中華料理系のしょうが焼きは間違いないからいいでしょ(笑)。

間違いなかった。
魅惑のオン・ザ・キャベツスタイルだが、キャベツは少なめで汁だくだくタイプ。さらに、ニラが投入され、ニンニク風味も漂うスタミナ系である。このあたりがいかにも中華風。玉ねぎに残るシャキシャキ感も、中華の激しい強火で一気に炒めたからこそ。おまけに、豚バラ肉は理想的なペラペラで脂身もほどよいから、たまらない。
もちろん見た目の通りかなり濃いめの味付けだが、これが白いご飯に合う合う。しかも、この汁がやがて白いご飯を染めていくビジュアルにも、幸せを感ぜずにはいられない。いつもなら欲しくなるマヨネーズもいらないぞ。

スタッフは全員中国の方。これも“間違いない”の法則である。
まさに食わず嫌いで敬遠しててごめんなさい。おっと、奥のテーブルには同じ会社の方々の姿も見えるじゃないか。つまり、ご近所のサラリーマンが通い続けている店ということだから、やっぱり間違いないのだ。