湘南ライナー日記 SHONAN LINER NOTES

会社帰りの湘南ライナーの中で書いていた日記を継続中

矢の行方

2011-01-31 22:59:40 | 湘南ベルマーレ


アジアカップについての記述が何もなかったことに気づく(笑)。
もう語り尽くされた感もあるので、今さら書くのもどうか。
ただ、ひとつ書くとすれば決勝戦の延長で見事なゴールを決めた李選手のパフォーマンスだろう。

矢を射るポーズ。

サンフレッチェゆかりの、である。
好きなクラブの選手が代表としてプレーするのは間違いなく大きな喜びだ。
それが試合に出てくればとても嬉しいし、期待もすれば、ちょっと心配にもなる(笑)。
でも、今回のような厳しい試合になると、もう「ウチの誰々が」的な発想は薄れて、いつのまにか代表というムチーム自体をひたすら応援してしまうわけで、あの夜も広島サポーターだってニッポンの勝利を信じて一喜一憂していたはずだ。

それが、ゴールを決めたらあのパフォーマンス!
「ニッポンやった!」が、「え~っ、やったのウチのちゅんそんじゃん!」と一気に身近な喜びとなる。
彼が放った見えない矢は、間違いなく広島サポーターひとりひとりの胸に突き刺さることになったのだ。
それは同時に僕たちにとっても、愛するクラブのその先にはちゃんと日本代表があるということも改めて教えてくれたシーンだったのである。


写真は本文とは関係ありません。矢印ということで(笑)