湘南ライナー日記 SHONAN LINER NOTES

会社帰りの湘南ライナーの中で書いていた日記を継続中

タイム暖簾をくぐって

2014-07-22 22:52:30 | B食の道


そこはたしかに恵比寿なんだけど、この店の暖簾をくぐった瞬間に、下町の大衆食堂にワープしてしまう。

今月2度目の『こづち』である。
いつかは店内の全体像を魚眼レンズででも撮ってみたい(持ってないけど)のだが、くの字のカウンター席には今日も男たちが隙間なく腰掛け夢中で昼メシをかき込んでいる姿に驚く。
そのカウンターの向こう、店内の3/4ほどを占める厨房では、なんと8人もの従業員が自分の役割を黙々とこなしている。首にタオルを巻いてね(笑)。あれあれ、恵比寿から下町にワープしたと思ったら、時代までも昭和に遡ってしまうのだ。魚眼レンズでの撮影はモノクロフィルムを使いたい。
いや、僕の目には、すでにセピア色に映っている(笑)。

頼んだのは「チャーハン」(650円)だ。このあと出先でミーティングが控えているので、大盛り(+50円)はひかえた。だって、並なのに写真のような山盛りだもの。大盛りを目の前にしたら、夢中で格闘せざるを得ない。ミーティングの前に全精力を使い果たしてしまうに違いない。

味付けは、中華のチャーハンとニッポンの焼き飯の中間といったカンジで、普通においしい。スプーンでドカッとすくってはガシガシと、ずっとその作業を繰り返せるのが嬉しい。並盛りだったので、全精力の2/3ほどを使う程度で完食。
ミーティングの後だったら大盛りに挑戦すると決意しようと思ったところに「カレー大盛りね~」と目の前を横切っていった衝撃のビジュアルを見て、かなりおじけづき決意が揺らぐのであった。


おしゃれな恵比寿から昭和の下町にワープと書いたけど、実はこのお店、マンションの1階なんだよね(笑)。

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