そのビジュアルが、もうB食そのもの!
誰がこんな丼を考え出したのだろう。
用事があって横浜に出たついでに横浜橋商店街を出た所にある『酔来軒』に寄った。そして、人気の『酔来丼』をいただいた。
頼んでからほどなくテーブルに運ばれてくる。ご覧のように、ラーメン丼に盛られたご飯の上に、チャーシュー、もやし、メンマ、ねぎ、さらに目玉焼きが載っている。これにタレにカラシを溶いてかけ「グチャグチャに混ぜてください」とのこと。写真は、タレをかけた状態だが、慌ていたのでカラシが溶けてない(笑)。
写真を撮るのもそこそこに、スプーンでグチャグチャにして口を大きく開けて放り込む。ゴマ油の風味、カラシの刺激と共に何ともいえないおいしさが広がる。
全体を炒めるとか、焼くとか、煮るといった調理がなされていない。しかも、唯一の混ぜるという作業をお客に委ねているのだ。しかし、これがなかなかイケる。そして、かなりボリュームもある。これで、なんと400円!
写真の奥に見える小ラーメン(または小ワンタン)をつけても+200円!
お客の半数以上がこの『酔来丼』を頼んでいるのも頷ける。ウマい、ヤスい、ハヤいの三拍子揃った看板メニュー。それが、実はもともと“まかない”だったというのだからびっくりである。誰が考えたってあなた、お店の人に決まってるでしょ(笑)。ちなみに、こちらはご家族経営。
本当はこのあと、焼きそばも食べたかったんだけど、すでにお腹がいっぱいになってしまったので見送る。三拍子どころか、四拍子揃ったびっくり丼ですね。
どうも発祥は愛媛県今治の様です。
若いときは何度か食べたけど..最近、食べてないぁ。食べたくなったなぁ。
あるのですねぇ、いろんな所に。
こういうギッチュなものにひかれます。
そして、400円という価格にもひかれました(笑)。
これが大事です。
安くてウマイからこそ価値があります。