小田原の抹香町、熱海の糸川カフェー街ときたので、今日は地元をひとりでぶらり。
こちらは、ほとんど面影はナシ。小田原や熱海もやがては…と思うと残念だ。
それでも、旅館があり、お約束の質屋があり、祠(ほこら)があり、お風呂屋さんがあり、美容院がある。って、普通の町と変わらないか(笑)。
などと、ウロウロしていると、おでんの屋台を発見。
一目であの屋台とわかった。
「プールんとこでは50年やったけど、もう体がねえ」
ということで、自宅の前に自転車+屋台を“常駐”させて営業中。
ここ数年、プールの前で見かけなかったので心配していたのだが、いつもはここでやっていたんですね。ほっとした。
「元気でやってね」
僕の前に大量に買い込んだおばちゃんも、73歳になるおじいさんにそう声をかけて自転車で走り去った。
1ヶ60円は、以前と変わらず。ちなみに、自分で取って申告するスタイルも健在(健在?)。
刺して食べる用に、串もつけてくれる。
今晩の食卓には、B級で懐かしい味が並ぶことになった