「あなたは駅員じゃないんだから、見る権利はないんだ。ちゃんと駅員に見せたんだから」
ライナーの乗車口でライナー券をチェックしていた警備員に向かって、そんな言葉を発している乗客がいた。
たぶん一度駅員さんに提示したのに、反対側に立っている警備員さんに再度提示を求められ腹を立てたのだろう。
こんな行き違いなんてよくあることだから、ハイって見せればそれで済むことなんだけどね。文句を言うほどのことですかと、文句をいいたくなる(笑)。
だいたい「権利」って…。たとえ法的にそうだとしても、まあ「権利」がどーのこーのという場面でもないでしょ。
トラブル対応のためにアウトソースされている警備員さんだって、こんなこと言われても困っちゃうよね。
「あの人が来たら、ライナー券だけはゼッタイ見ちゃダメだぞ」
東京駅でライナーに関わる警備員さんは、みんなで共有した方がいい。
少なくとも、おかしなトラブルは一つ未然に防げる。
写真は昼休みに会社の裏手で。久しぶりに晴れた月曜日だった。