湘南ライナー日記 SHONAN LINER NOTES

会社帰りの湘南ライナーの中で書いていた日記を継続中

戻り再び『あしがら翁』

2007-10-14 21:05:42 | B食の道


あのときの衝撃は、今でもハッキリ覚えている。
メニューに丼モノとか、カレーとか、ラーメンが見当たらない蕎麦屋のそばが、これほどウマイのかと目から鱗だった日のことを。そして、「戻り」も幸せだということを知った日のことを。
もう17~18年ほど前、それは山梨県の長坂にある『翁』という店での体験だ。
タイトルは忘れてしまったが、その頃テレビ神奈川の番組で司会の清さんという有名編集者が毎週のようにエンディングで、その店のそばがいかにうまいかを語っていた(しまいには店主の高橋邦弘さんをゲストに呼んでしまった!)。
そして、面白かったのが、そばは食べて数時間すると「戻ってくる」という話。簡単に言うと、ゲップですね。ただ、『翁』の場合、この戻りまでが素晴らしいというのだ。
清さんがあんまり言うので、行ってみた。
すると、ホントにうまくて、何枚も食ってしまったあげく、やってきたその「戻り」の幸せまでをシッカリ満喫してしまったのだ。
「あの時は、食べている間なんにも言わなかった」
と今でも妻に言われるほど。
メニューには、「せいろ」と「いなか」の二品しかなかった。そばだけに打ち込んでいる店があり、これだけうまいものをこしらえる人がいるという事実に衝撃を受けたものだ。

と、前置きが長~くなってしまったが、その『翁』で修行をした方が開成町で店を出したと聞きつけ、今日行ってみた(フットサルは15時からだというのに、10時過ぎには駐車場にクルマを停めて自転車に乗り換えて)。
あのときの衝撃こそなかったが(そりゃそーだ)、うまかった。細めでコシが強くて、もうズールズルです。あっという間に大盛りを平らげた。
この「あっという間」というのが、ポイントですね。うまいそばほど、よく噛まない、噛みたくない。喉越しがいいものだからね。
すると、やってきました「戻り」が。
自転車でアリーナに着く頃、10数年ぶりの「戻り」がやってきて走りながら昇天しそうになった。
そうそう、今日も食べている間、僕が黙っていたことはいうまでもない。
いや、うまかったのはもちろんだが、一人だったからね。


こちらは胡麻豆腐。「上に乗っているのは蕎麦の実」とのこと・


のんびりした河川敷の休日ですが、向こうに台風の傷跡が。


必見!小田原市民

2007-10-14 19:59:22 | 湘南ベルマーレ


1218人…
せかっくこれだけ見ごたえのあるプログラムなのにね。
藤沢、茅ヶ崎、平塚あたりからだと行くのはけっこうタイヘンだけど、小田原市民だったらヒョイと観に行けるのになあ。応援も盛り上がって楽しいのになあ。これで2000人以上入ったら、もっと一体感が出てスゴイことになりそうなのになあ。
しかも4-0と完勝。
ホントもったいない!うまいアピールの方法はないものか。