湘南ライナー日記 SHONAN LINER NOTES

会社帰りの湘南ライナーの中で書いていた日記を継続中

10/12(金)の湘南ライナー

2007-10-12 22:33:30 | 今晩の湘南ライナー車内
10時半です。
乗車率は40%位。
車内の表示温度は23.2℃でした。

まだまだ暑い。帰りの中央線の送風がありがたかったですね。
さて、いつもの販売機で、いつものように缶コーヒーを買ったら、当たりました。
無糖はコレしかないので、同じものをもう一本。
このコーヒーも好きなわけではありません。ゴールドは、これしかないのです。

銘菓ワンマン道物語

2007-10-12 00:02:55 | B食の道


「ワンマンドーモナカが有名なんですよ」
戸塚から通うO嬢が、そう言っていたのはいつのことだったか。
なんでも戸塚には『ワンマン道路』と呼ばれる道があって、その沿道にある和菓子屋さんの吉田屋さんが作っている『ワンマン道最中』が人気なのだという。
横浜の戸塚といえば、真っ先に「バスセンター」が思い浮かぶほどバス路線がめちゃくちゃ発達している街だ。だから、この『ワンマン道路』の話を聞いた時は、「日本で最初にワンマンバスが運行された路線なのかな」くらいに考えていた。
実際、この極めて単純な憶測を、そのときO嬢はまったく否定しなかったのだ。
ところが、そのO嬢自身が『ワンマン道最中』を買い求め会社に持参、ここで初めて『ワンマン道』の由来の真実が明かになったのである!
なんと、横浜のことだとばかり思っていたら、少なからず湘南にも関係のある話だった。
コトの次第はこうだ。大磯から永田町へ通っていた吉田茂元首相が、東海道線戸塚の大踏切の渋滞に、いつもイライラさせられていた。
そこで吉田さん、鶴の一声。
「バイパスを通せ!」
そして、あっという間にできあがった道路を誰となく『ワンマン道』と呼ぶようになった。最中の箱に同封されていたカードには、こう記されていた。
この逸話に代表されるように、吉田首相は当時「ワンマン宰相」と呼ばれていたことに由来する。
これを後世に伝えるべく作られたのが、この『ワンマン最中』だという。
ただ、『ワンマン道路』『ワンマン道最中』というネーミングもさることながら、僕がもっと驚かされたのは、この最中の形状だ。
包み紙を開いてびっくり!


タイヤですよ。

いくら道路だからって…
一応、老舗が作っている和菓子なんですから。
(包み紙の「ワンマン道」の文字に籠の絵もどうかと)
いやいや、中身は至って普通の最中。安心して、たいへんおいしくいただけました。ごちそうさまです。