せっかくの好天だったが、部屋の片付けに終始。
すると、こんなものが出てきた。
1993年のJ1リーグ(この年はJFL一部をこう呼んだ)を制してJリーグ昇格を決めた後、初のキャラクター(ブランド)ウェアである。
ロゴマークが発表されて間もない12月だったかと記憶している。価格は、確か3000円だったか。
このニュースを聞いて、スターモールにできたばかりのショップに走った。
今なら自転車で行っただろうが、この頃は近くへでも大きめのSUVででかけていた。
渋滞した通りで信号待ち。前が横断歩道に少しかかっていたので、渡る人に気を使ってちょっとバック。
サイドミラーで見て後ろはバスだと確認したつもりだったが、実は乗用車が挟まっていた。下がってブレーキをかけたところでポンと当たってしまった。
クルマを降りて謝り、バンパーを見ると無キズ。ところが、相手がヤンキー風のあんちゃん。血気盛んな彼は、助手席から出てきた彼女がなだめても引かない。こちらも警察を呼ぼうと言ってはみたものの、夕方だったのでショップの閉店時間が気になる。結局、その場で10000円也を払うことにした。
お札を手渡すと態度が急変し「まあ、いいや」と走り去ってしまった。
というわけで、この何の変哲もない既製品にマークをプリントしただけのトレーナー、
実は13000円もしたのだ!
そういう意味で、思い出の品でもある。
※一応タグには「ソニークリエイティブプロダクツ」の名がある。そういえば、あのころは同社が独占で商品をつくっていた。