「そういえば、あそこ全然やらないねェ」
アジフライ定食を食べていると、隣のテーブルからそんな声が聞こえてきた。
この店の話だ。
今年も確かゴールデンウィークあたりから、暖簾をしまったまま。
界隈のサラリーマンにとっては数少ない選択肢の一つを失ったままなわけで、昼どきともなればランチ難民と化したおじさんたちが虚ろな目でさまよい歩いているのだ(ちょっと大げさなのだ)。
先日たまたま横断歩道で、ここの従業員とすれ違ったので再開の日を尋ねてみた。
ところが、「あぁ、うん」と、はぐらかされてしまった。
もっとも最近はドームや神宮などの弁当の製造販売が忙しくなり、店には手が回らないらしいのだが。
って、関東ではプロ野球、とっくに終わってますから。
まさか、にゃごやのエビフリャー弁当を作っていたわけではにゃーですよね。