湘南ライナー日記 SHONAN LINER NOTES

会社帰りの湘南ライナーの中で書いていた日記を継続中

胸を張っていい2得点

2006-08-26 22:52:14 | 湘南ベルマーレ


運が良かったんだか、悪かったんだか、よくわからなかったけれど、とにかく勝った。
勝ったのは、プレスがよくかかっていたこと、攻める守備をしていたからだと思うんだけど、どうだろう。
唯一プレスがかけられなかったのが、失点シーン。ボールも、人もムダなく見事に一直線に加速した。プレスをかけるヒマがなかった。スタートから2~3秒だったんじゃないか。美しいものは美しいというしかない。
「こっちは、はずしてばっかりで、もう…」
と嘆きの声が聞こえてきたが、得点シーンであるPKも、オウンゴールも、常に攻撃していたからこそ生まれたものに間違いない。恥ずかしがることはないぞ。
(それにしても、完全に流れが行ってたもんな)
下位チームシリーズ2勝1負。
さあ、これからだ(ほんとか)。ひとつになってきた感じはする。


娘のダンスを撮る父親たち。僕は今日、娘のお迎えを無理やりパス。ごめん。

ハンカチ力士

2006-08-26 15:47:57 | あんな話こんな話


涼しい朝になった。
でも、力士たちの全身からは滝のように汗が流れていた。
大きな体がぶつかり合う音、荒い息づかい、怒号…。
朝稽古は真剣そのもの。熱い。迫力満点。
と思っていたら、まわしのお腹の辺りから“青いハンドタオル”を取り出すお調子者がいた。
ハンカチ力士だ。
緊張感が一気に緩み、力士たちもみんな笑顔に。
彼らの顔は、やっぱりスマイルが似合う造りだなぁと改めて思った。
高砂部屋の平塚合宿は、明日(27日7時~)まで。






おじさんたちは、なぜだかみんな後ろで手を組む。

雨のち晴れ、時々路地

2006-08-26 01:53:22 | 湘南ライナーで読む


『雨のち晴れ、ところにより虹』(吉野万理子著 新潮社)は、湘南を舞台にした物語がいくつか。
どの話にも、実在するロケーションや、ちょっと知られたエピソードが登場する。
しかも、その一つ一つが詳しく描写されているので、絵が見えてくる。音が聞こえてくる。というか、いつの間にかその場にいるように思えてくる。
読むたびに、路地に迷い込むよう。
知らない人であれば行ってみたくなる、ガイドブック的な要素も。
「行ってから読むか、読んでから行くか」
女性らしい筆致も軽やかで心地よい。やわらかな風にふわりとスカートが揺れる感じ。
ただ、まだ読み始めたばかりで、僕はいま第三話。鳩サブレーでおなじみの豊島屋の店内にいる。