お昼前、ポカポカになった窓際族の僕の席から何気なく前の白山通りを見下ろしていると、妙に赤いクルマが目についた。
消防関係の車輌だ。
そして、水道橋駅方面に視線を移すと…。な・なんだぁ、消防士や警察官がゴソッといるではないか！（下写真）
スワ異臭騒ぎか、細菌テロか。
目を凝らすと、どうやら排水溝をみんなで覗き込んでいるようす。
では犬か猫が落っこちてしまったのか。
もう気になって気になって仕方なかったのだが、先日の件もあるので、ここは一旦落ち着こう。
やがて昼休みに。僕は、大人だ。慌てず、騒がず、何事もないかのようにゆっくりとお弁当を食す。でも、やっぱり少し気にはなるんだけどね。
食べ終わってもう一度見てみると、まだ何かやっている。
ん～。じゃあ、ちょっと行ってみるかな。
軽い腰をヒョイと上げて、ぴょんぴょんと現場へ急行！
すると、東京ガスの社員が歩道の交通整理をしている。
ガス漏れだったらしい。しかも、排水溝の前にあるファミレスからの。事件解決。
ただ、そのとき僕はもう、その事件のことなんてどうでもよくなっていた。
それよりも、僕のことをストーキングしている人がいないかだけが心配でキョロキョロ。
たくさんの警察官の目前で、かなり挙動不審だったかも。
