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湘南ライナー日記 SHONAN LINER NOTES

会社帰りの湘南ライナーの中で書いていた日記を継続中

大江戸空中散歩

2007-01-31 00:37:54 | 本郷後楽園昼休み散歩


先日は文京シビックセンターから東京の街を見下ろしたが、今日はタイムスリップして江戸の町並みを俯瞰してみた。
初めて訪れた『文京ふるさと歴史館』は、ミニ博物館といった趣き。
休日ともなれば“本郷文学歴史散歩”コースのポイントととして賑わうはずだ。でも、今日は平日ということもあってガラガラ(僕の行くとこはどこもガラガラだなあ)。
あまりに静かだから、つい見入ってしまう。すると、時の経つのを忘れてしまう。
おっと、もうこんな時間だ。慌てて歴史館を後にした。
そして、おじさんは息を切らしながら一気に坂を下って、現実に戻っていくのである。


散歩世代は空中もお好き

2007-01-25 23:58:46 | 本郷後楽園昼休み散歩


お弁当を平らげた後、散歩に出かけようと表へ出た。
さてどちらへ…と、空を見上げたら雲がなかったので、空中散歩とシャレこんでみた。
文京シビックセンター(区役所)23階の展望フロアに二度目の登頂。

「富士山が見えるわよ」
「ほら見て見て、富士山」
やって来た人たちは、まず富士山が見えるかどうかを確認する作業から始めているようだ。
ここは、ちょうど新宿副都心の高層ビル群の間に富士山が見える絶好のビューポイントでもある。
でも、僕が今朝見てきた富士山に比べると、かなり小さい。それだけの距離を、休みの日以外は休むことなくライナーで行き来しているのだ。我ながらご苦労さんだなあと。
さて、展望フロアーを散歩?してみると、みなさんの平均年齢は62.74歳(たぶん)。
確かに、散歩大好き世代ではあった(僕も片足突っ込んでるってこと?)。


一番上の写真は池袋方面を望む。


右端のビルが文京シビックセンター。今日はここからの夕焼けも素晴らしかったはずだ。

幸せの黄色い神社

2006-12-08 23:33:13 | 本郷後楽園昼休み散歩


なんだか師走らしくないな。
まったく慌ただしくない一週間だったから。
月曜日に忘年会があったり、今晩も久々に打ち上げがあったりしたのに、特に帰りが遅い日もなかったしね。
これって、プチ幸せですか?
ってことで、帰り道の路地を入ったところにあるこんぴらさん(金刀比羅神社東京分所)に、お礼を。
色づいた葉は落ちてしまったけれど、どこか黄色く幻想的でした。
ちなみに下は12/1の昼休みの様子。まだ葉が残っている。


昼休みにはパンを買って

2006-12-06 23:34:47 | 本郷後楽園昼休み散歩


週に一度は、キムラヤさんのパンが食べたくなって、昼休みに坂を上っていく。
今日は天気も良かったので、そのまま本郷給水所公苑まで足を伸ばした。
青空の下、相変わらずたくさんの人たちがのんびりと過ごしている。
向かいに3組の母子がやって来て、芝生に腰を下ろす。
そのお母さんたちがバッグの中から取り出した白い袋は、僕の膝の上にあるものと一緒だった。
そして、僕と同じような調理パンをみんなでパクつく。
やがて、彼女たちも僕の袋に気づいたようで、笑顔に。
なんだか、ちょっと嬉しい昼休みになった。




一番上は、その公苑(公園)で。なにやらカタログの撮影。二番目は、同じく公苑内の水路。最後は今朝の富士山。

今年も昭和食堂再開店

2006-11-28 00:29:04 | 本郷後楽園昼休み散歩


「ランチね」
「ランチいっこー」
「オムセット」「オレ、やらかい焼きそばね」
「オムセットいっこ、ヤヤキいっこー」
半年間も休業していたのが信じられないくらい、いつもの昼どきの風景がそこにあった。
壱岐坂下交差点そば『味の後楽』本日再開。
「すみません、またよろしくお願いします」
店のお兄さんが、お茶を置きながら小声で言う。
「ずっとやるの?」
「一応、ヘヘ…」
まあ、やってくれるだけで嬉しいから、深くは追求するまい。
でも、この店の再開を待ちわびていたのは僕だけではなかったようだ。
後から後から、ゾロゾロとおじさんたちが入って来る。
そして、すでに満席になった一階を通り抜けて、当たり前のように奥の階段から二階に向かっていく。それが、もう何十年も前から繰り返されてきたことのように。
いったいどうなっているんだ、この店。
いやいや店も店だが、客も客だぞ。
とびきり味がいいわけでも、サービスが行き届いているというわけでもない。
そんな店が半年間も休業していたのに、文句ひとつ言わずやって来て、みんなニコニコしている。
ニコニコの秘密、それはやっぱり昔からの普通の食堂であること。
その安心感が心地よくて、明日もまたおじさんたちは暖簾をくぐるのだろう。




「湘南入れた」「湘南入れた」「ウォー」「ヒャッホー!」
横浜FCのバスの中の騒ぎが何度もテレビで流れている。貢献できて嬉しいね(直接対決では貢献しすぎ?)。優勝&J1昇格おめでとうございます。横浜生まれでも個人的にはもともとフリューゲルス派だったので、感慨深いものがありますね。

散歩者の心得と心残り

2006-11-21 00:42:13 | 本郷後楽園昼休み散歩


昼休みの本郷通り。
舗道にハミ出さんばかりに並べられたランチの見本を見て歩くのも楽しい(いま食べたばかりだというのに!)。
しかし、そんな目先の物に心を奪われてばかりでは、散歩者としての資格はない。
時に立ち止まり、時に振り返り、そして時に見上げることも忘れてはならないのだ。
ほら、こんなにも堂々と、こんなにも美しき歴史的遺産が。
いったい中は、どうなっているのだろう。
建造物としての興味と共に、「豚しょうが焼き丼」や「ジャンボカレー」という店先にあった魅力的メニューのオンパレードに後ろ髪を引かれつつも、やっぱり先を急がねばならぬ昼休み散歩者だった。

早起きは「散歩」の得

2006-11-06 23:51:11 | 本郷後楽園昼休み散歩


朝、お茶の水駅まで来たところで電車がストップ。
隣の秋葉原駅で人身事故が発生したらしい。
地下鉄への振替券も出たが、ここはもう当然「歩き」でしょう。
しかも、なるべくいつも歩かない道を行ったりして。
おいおい、時間は大丈夫なのか?
はいはい、まったく問題なし。月曜日はメチャメチャ早く出てるので、余裕のよっちゃんなのだ。
というわけで、こんな時間だといつもの昼休み散歩では見かけない風景にも出会える。出勤途中のOL、通学の小学生、横断歩道に立っている緑のオバサンなどにも遭遇。
天気はあまり良くなかったけれど、朝からなかなか気持ちのいい一駅分だった。
早起きと電車トラブルは三文の得?

写真は、その途中にあった定食屋さんの変わったショーウィンドウ。軍事系のグッズが多いようだが、なぜかサンダーバード3号の真っ赤な機体も見える。

東京思い出旅館

2006-10-31 01:04:53 | 本郷後楽園昼休み散歩


朝陽館、鳳明館など、本郷界隈には、今も昔ながらの旅館が残っている。
個人客よりも、団体客とりわけ修学旅行生たちの宿泊がメインのようだ。
せっかく地方から大都会にやって来たのに、泊まったのは懐かしい匂いのする純和風の旅館だった…。いったい子供たちの胸には、東京の一夜がどんな思い出となって刻まれているのだろうか。
今日の写真は、その朝陽館の横の道。
そして、ここのすぐ近くの空き地で、大掛かりな「地鎮祭」の準備中。


よく見ると「日本スポーツ企画出版社新築工事」とある。
聞き覚えのあるこの変わった社名、おや『週刊サッカーダイジェスト』の発行元じゃないか。
月2回刊の頃からの『サカマガ』派だが、なんか急に親近感がわいてきた。浮気してしまいそう。
『サカマガ』のベースボールマガジン社も水道橋なんだけどね。


その新社屋の前には、味わいのあるレンガ塀。

昭和の公園を存続せよ

2006-10-25 00:47:47 | 本郷後楽園昼休み散歩


昭和五年開園という文京区立の元町公園。
実は、その存続問題で揺れているらしい。でも、そんなことを微塵も感じさせず、今日もいつものように静かな佇まいを見せていた。
足元には表面をツヤツヤと輝かせた無数のどんぐりが。見上げれば、色づき始めた葉をつけるたくさんの木々が揺れている。都会の真ん中にいることを忘れてしまう。
そんな公園を、戦前からそこにある公園を、わざわざ潰す手はないと思うのだけれど。
街を見下ろせる一段高い所に50代位のサラリーマンがスッと立ち、険しい顔でパンを頬張っている。
「俺たちの憩いの場を潰すな!」
「昭和を残せ!」
彼の顔は、確かにそう言っているように見えた。
ホントは雨でベンチが濡れていて座れなかったから、立ってただけだと思うけど。


昭和食堂いまだ再開せず

2006-10-23 23:35:39 | 本郷後楽園昼休み散歩


「そういえば、あそこ全然やらないねェ」
アジフライ定食を食べていると、隣のテーブルからそんな声が聞こえてきた。
この店の話だ。
今年も確かゴールデンウィークあたりから、暖簾をしまったまま。
界隈のサラリーマンにとっては数少ない選択肢の一つを失ったままなわけで、昼どきともなればランチ難民と化したおじさんたちが虚ろな目でさまよい歩いているのだ(ちょっと大げさなのだ)。
先日たまたま横断歩道で、ここの従業員とすれ違ったので再開の日を尋ねてみた。
ところが、「あぁ、うん」と、はぐらかされてしまった。
もっとも最近はドームや神宮などの弁当の製造販売が忙しくなり、店には手が回らないらしいのだが。
って、関東ではプロ野球、とっくに終わってますから。
まさか、にゃごやのエビフリャー弁当を作っていたわけではにゃーですよね。