2020年4月3日公表より
「助成金があるので個人情報を教えてほしい」等の
“なりすまし”や“オレオレ詐欺”に注意！
相談事例
事例１ 市の新型コロナウィルス対策室を名乗り、個人情報を聞き出す不審な電話を受けた
「〇〇市コロナ対策室です。この度は新型コロナウィルス感染のことで、大変ご心配をおかけしています。
お見舞い申し上げます。市では、このような皆様に助成金をお配りしています。お子様一人当たり3万円
です。つきましては、キャッシュカードの番号又は銀行口座番号に振り込みますので番号を教えてください」
という電話がかかってきた。被害にあってはいないが不審だ。（2020年3月 年代不明 女性）
事例２ 携帯電話会社名で、新型コロナウィルス関係の助成金を配布するとのメールが届いた
「〇〇〇（携帯電話会社名）の会員の皆様へ」とあり、「新型コロナウィルスの影響で不安な日々をお過ごし
かと思います。弊社社員一同も早期解決を祈るばかりです。さて、〇〇〇では会員様に少しでも快適な生活を
送っていただくため、事態終息まで毎月「助成金配布」を決定いたしました。
毎月総額「1億円」を会員の皆様に限定配布させていただきます」というURLが添付された
メールが届いた。URLを開くと当選金として2,400万円を無料でもらえるとあり、
振込口座情報を送信するようになっていた。不審だ。（2020年3月 ３０歳代 女性）
事例３ 自宅の固定電話に「新型コロナウィルスの検査が無料で受けられる。マイナンバーが必要。
これから自宅へ行く」という電話があった。
自宅の固定電話に男性の声で「新型コロナウィルスの検査が誰でも無料で受けられる」と言われた。
「マイナンバーカードが必要」と言われ、
持っていると伝えると「検査は自宅で受けられる簡易なもなので、これから自宅に行く」と言われた。
違和感を覚えたので「市役所に確認する」というと、一方的に電話が切られた。
詐欺ではないか。（2020年3月 50歳代 女性）
事例４ 信用金庫の職員を名乗る電話があり、新型コロナウィルスの関係で必要と講座番号と暗証番号を聞かれた
信用金庫の職員を名乗る者から、「新型コロナウィルスの関係で確認しないといけない。口座番号の下3桁を
教えてください」との電話がかかってきた。
下3桁を伝えると、次に「下4桁を教えてください」と言われ、下4桁を教えたら、暗証番号を聞かれた。
暗証番号を答えたかどうかは覚えていない。（2020年3月 80歳代 女性）
事例５ 息子を名乗り「会社の上司に借りたお金を返して」と電話があり、上司から「新型コロナウィルスで困っているので
すぐにお金を返してほしいと」と頼まれ、現金を手渡した。
自宅に息子を名乗る電話があり、「会社で事件を起こして上司からお金を借りたので、代わりに返済してほしい」と
頼まれた。後刻、上司を名乗る男性から電話があり、
「息子さんから聞いていると思うが、お金を貸しているので約100万円を返済してほしい。
新型コロナウィルスの騒ぎでこちらもお金に困っているので、すぐにでも返してほしい」と言われた。
指示通りに約100万円の現金を用意して、自宅で引き渡すつもりだったが、再度上司から電話があり、
「自身は所用でいけなくなった。代わりに別の人がうかがうので、自宅でなく別の場所で引き渡してほしい」と言われた。
返済するのであれば上司本人に手渡したいと伝えたが聞き入れられず、不審に思いながらも指定された場所に行き、
若い男性に現金を手渡した。後刻、上司から電話があり、
「約100万円は確かに受け取った。本日の夕方に領収書を届ける」と言われたが、来なかった。
後から詐欺と気づいたが、どうしたらいいか。（2020年3月 80歳代 女性）
消費者へのアドバイス
なりすまし 事例１～４
怪しい電話はすぐに切り、メールは無視してください
新型コロナウィルス対策に便乗し、市役所などの公的機関や携帯電話会社などになりすまして、
個人情報や口座情報を搾取しようとする相談が見られます。
電話やメール等で「助成金があるので個人情報や口座情報を教えてほしい」と言われたら、詐欺の疑いがあります。
絶対に口座情報や暗証番号を教えたり、キャッシュカードを渡さないでください
事業者団体や金融機関、警察が暗証番号をたずねたり、
キャッシュカードや通帳を送るように指示したりすることは一切ありません。
オレオレ詐欺 事例５
他人には絶対に現金を手渡したり、暗証番号を教えてはいけません
オレオレ詐欺の犯人は、住所等が記載された電話帳や学校の卒業名簿など、事前に多くの個人情報を入手してから
だましの電話をかけています。
家族の職場の関係者や警察などの官公庁、金融如何等を名乗る電話があった場合、すぐに信じることなく、
相手の電話番号を調べましょう。そして必ず家族の本来の番号に電話をしてください。
お金を「送る・手渡す・振り込む」前に相談しましょう！
不審に思った場合や、トラブルに遭った場合は、最寄りの消費生活センター等に相談しましょう！
「助成金がある」「お金が返ってくる」などの電話やメールは無視しましょう。
不安に思ったり、個人情報や口座情報を伝えてしまった場合は、すぐに警察や消費生活センター等に電話するなど
早めにご相談ください。
消費者ホットライン「１８８（いやや！）」番
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感染者数が増えるにしたがい不安が増大しています。
新型コロナウィルスに関するいろいろな情報が流れている中で
「助成金」「検査が簡単に受けられる」といった言葉で
だまそうとする悪い人がいるということを忘れてはいけません。
政府もマスコミもわかりやすい言葉で、
何が、いつまでに、どうすればよいのか。をしっかり伝えてほしいものです。
私たちも「～～～らしい」で行動するのはやめにして
冷静に対応するよう、日頃から正確な情報を集めましょう！
不安な場合は、早めの相談が被害を防ぎます。
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「助成金があるので個人情報を教えてほしい」等の
“なりすまし”や“オレオレ詐欺”に注意！
相談事例
事例１ 市の新型コロナウィルス対策室を名乗り、個人情報を聞き出す不審な電話を受けた
「〇〇市コロナ対策室です。この度は新型コロナウィルス感染のことで、大変ご心配をおかけしています。
お見舞い申し上げます。市では、このような皆様に助成金をお配りしています。お子様一人当たり3万円
です。つきましては、キャッシュカードの番号又は銀行口座番号に振り込みますので番号を教えてください」
という電話がかかってきた。被害にあってはいないが不審だ。（2020年3月 年代不明 女性）
事例２ 携帯電話会社名で、新型コロナウィルス関係の助成金を配布するとのメールが届いた
「〇〇〇（携帯電話会社名）の会員の皆様へ」とあり、「新型コロナウィルスの影響で不安な日々をお過ごし
かと思います。弊社社員一同も早期解決を祈るばかりです。さて、〇〇〇では会員様に少しでも快適な生活を
送っていただくため、事態終息まで毎月「助成金配布」を決定いたしました。
毎月総額「1億円」を会員の皆様に限定配布させていただきます」というURLが添付された
メールが届いた。URLを開くと当選金として2,400万円を無料でもらえるとあり、
振込口座情報を送信するようになっていた。不審だ。（2020年3月 ３０歳代 女性）
事例３ 自宅の固定電話に「新型コロナウィルスの検査が無料で受けられる。マイナンバーが必要。
これから自宅へ行く」という電話があった。
自宅の固定電話に男性の声で「新型コロナウィルスの検査が誰でも無料で受けられる」と言われた。
「マイナンバーカードが必要」と言われ、
持っていると伝えると「検査は自宅で受けられる簡易なもなので、これから自宅に行く」と言われた。
違和感を覚えたので「市役所に確認する」というと、一方的に電話が切られた。
詐欺ではないか。（2020年3月 50歳代 女性）
事例４ 信用金庫の職員を名乗る電話があり、新型コロナウィルスの関係で必要と講座番号と暗証番号を聞かれた
信用金庫の職員を名乗る者から、「新型コロナウィルスの関係で確認しないといけない。口座番号の下3桁を
教えてください」との電話がかかってきた。
下3桁を伝えると、次に「下4桁を教えてください」と言われ、下4桁を教えたら、暗証番号を聞かれた。
暗証番号を答えたかどうかは覚えていない。（2020年3月 80歳代 女性）
事例５ 息子を名乗り「会社の上司に借りたお金を返して」と電話があり、上司から「新型コロナウィルスで困っているので
すぐにお金を返してほしいと」と頼まれ、現金を手渡した。
自宅に息子を名乗る電話があり、「会社で事件を起こして上司からお金を借りたので、代わりに返済してほしい」と
頼まれた。後刻、上司を名乗る男性から電話があり、
「息子さんから聞いていると思うが、お金を貸しているので約100万円を返済してほしい。
新型コロナウィルスの騒ぎでこちらもお金に困っているので、すぐにでも返してほしい」と言われた。
指示通りに約100万円の現金を用意して、自宅で引き渡すつもりだったが、再度上司から電話があり、
「自身は所用でいけなくなった。代わりに別の人がうかがうので、自宅でなく別の場所で引き渡してほしい」と言われた。
返済するのであれば上司本人に手渡したいと伝えたが聞き入れられず、不審に思いながらも指定された場所に行き、
若い男性に現金を手渡した。後刻、上司から電話があり、
「約100万円は確かに受け取った。本日の夕方に領収書を届ける」と言われたが、来なかった。
後から詐欺と気づいたが、どうしたらいいか。（2020年3月 80歳代 女性）
消費者へのアドバイス
なりすまし 事例１～４
怪しい電話はすぐに切り、メールは無視してください
新型コロナウィルス対策に便乗し、市役所などの公的機関や携帯電話会社などになりすまして、
個人情報や口座情報を搾取しようとする相談が見られます。
電話やメール等で「助成金があるので個人情報や口座情報を教えてほしい」と言われたら、詐欺の疑いがあります。
絶対に口座情報や暗証番号を教えたり、キャッシュカードを渡さないでください
事業者団体や金融機関、警察が暗証番号をたずねたり、
キャッシュカードや通帳を送るように指示したりすることは一切ありません。
オレオレ詐欺 事例５
他人には絶対に現金を手渡したり、暗証番号を教えてはいけません
オレオレ詐欺の犯人は、住所等が記載された電話帳や学校の卒業名簿など、事前に多くの個人情報を入手してから
だましの電話をかけています。
家族の職場の関係者や警察などの官公庁、金融如何等を名乗る電話があった場合、すぐに信じることなく、
相手の電話番号を調べましょう。そして必ず家族の本来の番号に電話をしてください。
お金を「送る・手渡す・振り込む」前に相談しましょう！
不審に思った場合や、トラブルに遭った場合は、最寄りの消費生活センター等に相談しましょう！
「助成金がある」「お金が返ってくる」などの電話やメールは無視しましょう。
不安に思ったり、個人情報や口座情報を伝えてしまった場合は、すぐに警察や消費生活センター等に電話するなど
早めにご相談ください。
消費者ホットライン「１８８（いやや！）」番
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感染者数が増えるにしたがい不安が増大しています。
新型コロナウィルスに関するいろいろな情報が流れている中で
「助成金」「検査が簡単に受けられる」といった言葉で
だまそうとする悪い人がいるということを忘れてはいけません。
政府もマスコミもわかりやすい言葉で、
何が、いつまでに、どうすればよいのか。をしっかり伝えてほしいものです。
私たちも「～～～らしい」で行動するのはやめにして
冷静に対応するよう、日頃から正確な情報を集めましょう！
不安な場合は、早めの相談が被害を防ぎます。
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