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覚えておくと便利!!いざというときのあたたかい食事~~~野々市生活学校

2013-10-16 14:01:16 | インポート

平成25年10月16日(水)9:00~ JAののいち富奥

石川県栄養士会が普及を進めている「必ず役立つ震災食」の講座を

野々市生活学校で開催した。


①食事があなたの未来を変える 学習

 「健康寿命を延ばそう!」をテーマに活動しているそうだP1010565

 健康寿命を延ばすために、注目したいのが「食事」

 栄養バランスのよい食事の実践・・・・でも実際は・・・・

 食生活に問題のある人が増えている

***実践するポイント***

・お弁当箱(500ml)の半分に主食ごはん、 残りの半分 2/3に副菜(野菜、きのこ、海草など)、1/3に主菜(肉、魚、乳、大豆製品など)を詰める(だいたい500kcal)

   ※彩りよく詰めると、バランスも整いやすくなる

・栄養バランスは1日3食の中で調整しよう!

・生野菜なら両手いっぱい、加熱した野菜なら片手にのる量

・大豆はバランス栄養食。積極的に取り入れる!




②「必ず役立つ震災食」体験してみよう!

 メニューは、ごはん、全粥、大豆とひじきの煮もの、切干大根のキムチ和え、ようかん

 それぞれコツを教えていただきました!

・ごはん(米80g、水120g) 、全粥(米1/4カップ、水1カップ)P1010572

 ポリ袋に材料をいれ、水のはったボウルに入れ袋の中の空気を抜く。

 縛って鍋の中へ。水から入れる。沸騰してから20分、10分そのまま置く。

・大豆(もどしたもの)とひじき(干物のまま)を入れ、こぶ茶、てんさい糖、醤油を入れよく混ぜ

 空気を抜き、鍋に入れる。沸騰して20分、10分そのまま。

・切干大根(干物のまま)、人参、にらを入れ混ぜる。水、こぶ茶を入れ混ぜ

 空気を抜き、鍋に入れる。沸騰して12分ほど。とりだし、キムチの素、てんさい糖、醤油を入れ和える

・粉寒天4g、水150CC、あずき缶を入れよく混ぜる。空気を抜き、鍋に入れる。

 10分ほどで取り出し、タッパーに袋ごと入れその上から水を張る(冷やし固めるため)

 固まったら、切り分けて食べる。P1010582

待っている間に、新聞紙の皿を作る。とても簡単で便利!

空気の抜き方がポイント!!





P1010587

「必ず役立つ震災食」本を参照  石川県栄養士会編、A5判、88ページ、定価1050円(税込)

 電気や水道、ガスが止まった災害時でも、カセットコンロと鍋、耐熱ポリ袋、最小限の水で手軽にバランスのよい食事が作れるレシピ集。管理栄養士の技と知恵を凝縮した。
 レシピは県栄養士会会員が考案し、同会食育グループが普及に取り組んでいる。食材をポリ袋に入れて湯で温める手法により、熱が伝わりやすく、調理時間が短かくすむ。ご飯や麺類の主食類をはじめ、和洋の総菜や汁物、デザートまで53品を収録した。
 食材は、野菜のほか、大豆やトマトの缶詰など冷蔵保存の必要がなかったり、長期保存が可能なものを使い、雑煮やスパゲティ、プリンを盛り込むなど、限られた材料で工夫を凝らしている。



◎10年前よりポリ袋料理を普及してきた。その当時は介護食として普及していたが

  2年前より、震災食にも利用できると普及する。

  実際に東日本大震災で作り方を知っている方がいた場所では

  あたたかいご飯とおかずは大変喜ばれたそうだ。

  能登の震災時にはおかゆがとても喜ばれたという。

  本日の料理を全部作ってもペットボトル(500ml)1本でまかなえるというもの。

***参加者の感想****

 味も良い。こぶ茶が聞いている。ようかんもとてもおいしい。P1010592

 おかゆの味が最高。本当にやわらかくウソのようだ!!

 新聞紙の皿はとても簡単で役に立つ

 1人分のご飯がこんなに簡単においしくできるなんて驚き。すぐに作ります。等々・・・・

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コメント
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