難関大学合格養成マニュアル(9)

100%合格する勉強法

受験生の大多数は、宝くじに当たるのを
期待するような気持ちで受験します。
受験とは、「私は、確実に合格する」
という自信を持てた人が、通っているのです。

ところが、「合格かなぁ、不合格かなぁ。」
と思う人は、第一志望校を変えることになる。
合否を迷うような勉強の仕方では、駄目だという事です。

だから、最初から100%の戦いをしなければならない。
合格100%が、作戦計画のポイントなのです。
90%では、駄目なのです。
もしかしたら、落ちるほうの10%に入るかもしれない。
必ず合格するためには、その体制作り
をしなければいけないのです。

受験に必要な知識には、量と質がある。
一般の受験生は、量に重きを置く傾向がある。
ところが、質が重要となる。
量だけ入れても、入れた受験知識が、
使い物にならなければ、まったく意味がない。
ほとんどの受験生は、受験で使い物に
ならない知識を一生懸命勉強している。
受験で志望校に合格している人は、
受験の勝利をイメージしており、
目標を詳細に分析し、自分の受ける学校の実態を把握している。
だから無駄のない勉強で、力を集中できる。

100%の合格を獲得する作戦計画は、
まず志望校の状況を徹底的に把握する
ことから始めなければならない。
そして、自分の力も把握する。

また、試験当日に、発揮できる力は、
通常、その人の実力の70%程度である。
そこで、合格を100とすると、
合格に必要な力は100÷0.7＝143％の力を備えなければならない。
これだけの実力があれば、本番の試験で、
40度の熱があっても、なんとか合格するだろう。

目標は、143%の受験力なのである。
100%で満足してしまわないのである。
ある程度の実力があって受験に失敗する人は、
本番では100%の力が出せると思っている人なのです。
本番で100%の力は、出ないのです。
だから143%の努力が必要なのです。