前回までで、英語の合格点の取り方については、お話しました。
次に、現代文のお話をします。
国語
現代文(1)
現代文は2題出題され、1問は評論、
もう一問は、随筆、鑑賞、評伝が出題されます。
中身を見ていくと、全問マークシート方式による選択式となっております。
内容自体は、それ程難しくないのですが、
2問にかけられる時間は40分となっているため、スピードが要求されます。
まず、現代文が全くダメな人は、中学受験用の国語の参考書からはじめます。
①『中学入試 国語授業の実況中継 上・下』を使用します。
この参考書は、説明的文章の読み取りの部分と
文学的文章の読み取りの部分だけをやります。
使用期間は、2週間です。この参考書をマスターすることによって、
現代文の超基本ルールをマスターすることができます。
そして、この超基本ルールこそ現代文の土台となるものです。
中学受験の教材だと思わないで、しっかり勉強してください。
②『高校入試 合格へのベストアプローチ』を使用します。
この本は、高校入試の本番で合格を勝ちとるために書かれたもので、
演習形式をとりながら入試現代文を
「いかに読み、いかに解くか」の原則を7つの公式を使い、解いていきます。
この7つの公式は、現代文の大原則ともいうべき
基本ルールであるため、必ずマスターしてください。使用期間は、3週間です。
現代文の勉強を開始したのと同時に、漢字の勉強も始めます。
③『大学入試 受かる漢字・用語
パピルス1467』を使用し、漢字をマスターしてください。
漢字のマスターと同時に、漢字の意味もマスターして下さい。
意味を覚えることによって、評論文に使用されている
重要語句の意味も、覚えることになるからです。
毎日一定の個数を決めて、漢字と意味をしっかり暗記してください。
この参考書は、受験の前日までやってください。