コロッケ先生の合格術

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受験日記

2013-01-31 10:18:39 | (12)体験談
KFくんは、小学校5年生の8月から伸一塾に通って来ました。
彼は、受験日記TYくんの従兄弟です。
彼は、父親が医師であることをきっかけに、
自分も医者になることを決意し、
中学受験をすることになったのです。

伸一塾に、来る以前は、大手中学受験専門に行っていました。
しかし、まったく成績が伸びないということで、
従兄弟のTYくんの母親から私のことを聞き、
通うことになったのです。

彼は、行きたい中学校がきまっており、
それは武蔵中学校でした。
こうして、KFくんと私の、1年6ヶ月の挑戦が開始されました。

この学校の特徴は、考えさせる問題が非常に多く、
難易度は全国トップレベルです。
特に、国語と算数のレベルは群を抜いて高く、
この二つの科目の攻略が合格への必須条件なのです。
国語は、小学校4年生の『応用自在長文読解の特訓』を使用し、
丁寧に丁寧に解いていきました。
一問解くたびに、要旨をまとめさせる根気強い作業をしていったのです。

また、算数は徹底的に計算を鍛えるところから始めました。
こうして彼は、6年生になる頃には超受験人間に大変身していたのです。
受験の楽しみを覚えた彼にとっては、
もはや武蔵中学校は敵ではなくなりました。
こうして彼は、無事中学受験に成功し、
そののち、6年間私の塾に通い、見事徳島大学医学部に合格したのです。

彼が、徳島大学を選んだ理由は、
センター試験において、国語と理科の配点が高いことが、その理由でした。
彼は、国語と理科がとてつもなく得意だったのです。
また、英語は高校2年生の時、準一級に合格した実力の持ち主でした。

ここまで見ると、順調に合格したように見えますが、
彼にはとてつもない弱点があったのです。
それは、アレルギー性鼻炎のため、
いつも鼻をかまなければならない状態だったのです。
このため、集中力は本当になかった。
わたしは、元鍼灸師であるという経験をいかし、
彼にアレルギー性鼻炎を改善するツボを教え、
塾に来るたび、30本ゴムで縛った爪楊枝で刺激させました。
彼は、徐々によくなり、3ヶ月もたった頃、良くなっていました。
このことによって、彼はとても東洋医学に興味を持つようになりました。

また彼のお父さんは、とても優秀な人だったので、
彼に対し非常に厳しい状態でした。
そのため、大変なプレッシャーをいつも感じていました。
しかし、彼は、持ち前のど根性で、
そのプレッシャーを見事はねのけました。
結局、彼と私は7年半の受験生活を共にしたわけですが、
挫折しかけていた状態から、見事蘇生し、医学部に合格したのです。
どんなに、困難な道でも歩き続ければ、必ずゴールに到達します。


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受験日記

2013-01-30 12:16:55 | (12)体験談
HMくんは、以前受験日記で
御紹介したYSくんが、私の塾に連れてきた子です。
HMくんとYSくんは、通信制の高校で
同級生だったことをきっかけに友達となり、
私が主催する速読教室に来ることになったのです。

HMくんは、16年間の人生で本を
2冊しか読んでないと言っていました。
しかし、そのことが却って幸いしたのです。
HMくんは、本を読むときの自分なりの
クセというものを全く持っていなかったのです。
そのことは、真っ白なキャンパスに、
私に言われた読書のメソッドをそのまま書き写すことができました。
HMくんは、2ヶ月足らずで、
最初の読書スピードの30倍を越えていました。
そして、レッスン30を終了する頃には、
120倍の読書スピードを身につけていました。

HMくんは、とび職の仕事をしており、
そのことをきっかけに庭作りに、とても興味を持っていました。
ある時、HMくんから
「自分も庭造りを勉強できる大学に進学したい」と相談を受けました。

早速、造園科がある大学を調べ、
東京農業大学の造園科学科に目標を設定し、
勉強することになりました。

HMくんの英語・国語・生物の学力は、
ほぼゼロに近いものでした。
受験日まで、残り1年3ヶ月しかありません。
HMくんと私の猛烈な戦いが開始されたのです。

英語は、中学1年の1番最初の内容から勉強を開始しました。
中学1年から中学3年までの英語を、5ヶ月で終了させました。
中学の内容として勉強したものは、
『学研 ニューコース中1・中2・中3英語』
『中学英単語1800』『中学英作文108』
『中学英熟語350』『でる順英語構文99』
を完全に理解し記憶するまで勉強しました。

国語は、確実に点が稼ぐことができる国語総合に全力を傾け、
国語表現(現代文)は小学校4年生の応用自在から勉強を始めていきました。

生物は、『ゼミノート 生物ⅠB』『生物ⅠB合格48講』
『生物Ⅱ合格24講』『田部式問題集』『大森の計算グラフ問題の解法』
を完全に理解し記憶するまで勉強しました。
来る日も来る日も、1日12時間の勉強に耐えぬきました。
こうして血のにじむような努力を1年3ヶ月耐えた結果、
見事、東京農業大学に合格することができたのです。

HMくんは大学を卒業し、卒業と同時にとびの棟梁のお孫さんと婚約しました。
人生は、実に面白いもので、婚約した彼女が、
HMくんに大学に行くことを勧めたのが全ての転機の始まりだったのです。

人生は、前向きの人間には前向きの結果を出します。
この受験日記をご覧のみなさんも、
希望を持って前向きに受験勉強を続けてください。



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受験日記

2013-01-29 11:56:26 | (12)体験談
MTさんが、伸一塾に来たのは、受験の6ヵ月半前です。
彼女は、初級公務員を受験することを決めていたため、
受験勉強はまったくしていない状態からのスタートでした。
しかし、そんな不利な状況を見事にくつがえし、
専修大学法学部に合格したのです。

英語・国語・社会の戦略的な勉強を開始しました。
それは、合格最低点と受験日までの日数から割り出した戦略です。
合格最低点は、190点でした。
190点のうち80点を日本史で確保し、
古文で25点、国語常識で20点、現代文で20点、英語50点を目標として掲げました。

日東駒専の特徴として、
英語は、本格的な長文問題が少なく、難しい単語がキーワードにならない。
実は日東駒専の場合、長文の全体の意味が
あまりわからなくても解ける問題が、少なくないのです。
また、語彙・文法問題が多く、英作文が出ない(ただし、整序英作文は出題される)。
このことは、短期間に50点を獲得することができるということです。

私は、専修大学法学部の長文型問題の解き方を伝授し、
長文問題で30点を確保できる力をつけさせました。
また、語彙・文法は、『必出短大入試英語スーパーダブルチェック』
『中学英単語1800』『高校入試でる順 中学英熟語350』
『合格英単語600』『合格英熟語300』
を完全にマスターするまでやりました。
ここで重要なことは、単語のスペルを覚える必要はありません。
つまり、スペルは捨ててかまわないのです。
スペルを正確に覚える時間があったら、
一つでも単語の意味を、多く暗記してください。
この時点で、本学の問題で、英語に関しては50点を確実に超えるようになりました。

次に、古文ですが、専修大学法学部で必要な古文単語は、
おおよそ300程度です。
『ゴロで覚える古文単語記憶術』を完全暗記させ、
『古文入門合格のおきて』をつぶしました。
そして、『荻野文子の「古文」に強くなる実況放送(上・下)』
を仕上げに使ったのです。
この時点で、古文に関しては、本学の問題で、
ほぼ90%を獲得できるようになりました。

国語常識は、漢字の問題集を1冊、
『ゴロで覚える文学史』『マドンナ古文常識217』を使用しました。
現代文は、評論文一点集中で攻略しました。
現代文講義(基礎・初級・中級)をマスターしていきました。

最後に、日本史は、『詳説 日本史B』を、まず二冊用意しました。
一冊は、通読用の本として、もう一冊は、問題集として使用します。
6ヶ月で、この本をほぼ全て暗記しました。
この時点で、日本史に関しては、本学の問題で、
90%を獲得するにいたっていました。

これだけの勉強を6ヶ月半でやり終えたわけですが、
偏差値40未満であった彼女が、
見事に合格したのは、科目別の勉強範囲を決め、おこなった結果です。
本番の試験では、200点を超えていました。
日東駒専は、7ヶ月間、全てをかけて勉強すれば、
偏差値40からでも合格できます。それを彼女が教えてくれました。

合格の後、彼女は、4年間勉強をやりつづけ、
ドイツに留学しました。
人間は、遅いということはないのです。
まったく受験勉強していない彼女が、
8月から始め、6ヶ月半で見事に合格したのは、
あきらめず、言われたことを忠実におこなった結果です。

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受験日記

2013-01-28 11:31:59 | (12)体験談
YSくんと最初に会ったのは、
彼がけんかをして、道端でケガをしている時でした。
私は彼を担いで、近くの病院に運んだのです。
これをきっかけに、彼と友達となり、
私の速読の教室に通うことになったのです。
彼は、9ヶ月間の速読教室を卒業し、
塾で、勉強をすることになりました。

彼は、高校に行っていないため、
大学受験するためには、高校卒業か、
大検の資格がいることになります。

彼と話し合い、通信制の高校に通いながら、
大学受験の勉強をすることになりました。
彼の生活は見違えるほど、変わりました。

朝9時より、夕方4時まで、塾で勉強し、
5時から11時まで、居酒屋でバイトを始めました。
高校を卒業する頃、彼の偏差値は、
65を突破するまでになっていました。

その年、21歳で中央大学の法学部に見事合格しました。
彼は、今、以前とは比べものにならないほど、素晴らしい人生を送っています。
彼は、時々、私をバイクに乗せて、
いろいろな所に案内してくれます。
その時、彼はよく言います。
「自分が変われば、人生は180度、変わるんですね。」と・・・。

人生は、自由自在に変えることができます。
受験勉強ができないために、悩んでいるたくさんの皆さん、
あきらめないでください。
そして、安易な合格方法に決してだまされないでください。
一流大学に合格することは、簡単ではありません。
しかし、一生懸命がんばれば、YSくんのように、
道をひらくことができるのです。

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受験日記

2013-01-27 14:26:56 | (12)体験談
TYくんと私が出会ったのは、彼が中学校2年生の6月の時です。
彼は、小学校5年生の時、遠足で川越に行くことになり、
電車を降りることができず、その途中でウンチをもらしてしまい、
それからいじめられっ子になりました。

彼の父親と友人だった私は、
最初に中学校を転校させる手続きをとりました。
そして、彼をしばらくの間(7ヶ月)
私の家であずかることになったのです。
同時に、もう一人、MHくんもあずかることになりました。

二人の成績は、悲惨なもので、
TYくんが学年で後ろから2番目、
MHくんがクラスで最下位の状態でした。
私は、二人と共に猛烈な戦いを開始しました。

最初に、小学校4年生の段階までさかのぼり勉強を始めました。
朝、4時半起床、5時から6時45分まで勉強。
夕方は、5時から夜10時までの勉強をおこない、
日曜・祭日は、朝5時から夜10時までの勉強を行ないました。

この結果、TYくんは、都立西高校に合格し、
MHくんは、都立小石川高校に合格したのです。
そして、高校合格と同時に、大学受験の勉強を開始しました。
二人は、良きライバルとなり、どんどん成績を伸ばし、
TYくんは、東京大学文科Ⅱ類に合格し、
MHくんは、一橋大学社会学部に合格しました。

彼らが、最初に勉強を始めた頃、本当によく泣いていました。
私は、彼らにここで敗れれば、
一生負け犬で終わることをしつこいくらい言い続けました。
そして、ここで勝てば、今までの
みじめな生活から脱出できることをしつこいくらい話しました。
また、勝利することの喜びを
毎日彼らの心にインプットしていきました。

人間は、思ったことは必ず実現できます。
実現できないことは思わないのです。
もし、みなさんが東京大学に行きたいと思ったら、
それは行けるということです。
問題は、東京大学に合格するまでのプロセスをどうするかということです。
この日記を見て、本気になって受験したいと思っている人は、
私をたずねてください。
安易な方法によって、合格しようと思ってはいけません。
簡単に合格できるように思ってはいけません。
希望の明日を迎えるためには、一生懸命が必要なのです。


一生懸命勉強する人には、誰もかなわない。
一生懸命勉強する中には、成功が含まれ勝利が含まれている。
そこから、勇気も知恵も勢いもわいてくる。 
頑張れ!! 受験生!!

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