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人形の服は2度血に塗れる By朱雀

2007年05月18日 00時46分28秒 | TRPG関連
水曜日にデモンパ小坂シリーズ第12話(11話後編)のセッションを行いましたので報告~。

デモンパ小坂シリーズ第12弾「グラーゼン・トゥルムの青き獣」


レジデント・オブ・パライソのアジトで未着床状態の悪魔寄生体を多数回収してから3日後、瑠璃は羽鷹への復讐心に燃えていた。
あまり根を詰め過ぎないように忠告するジョーに、瑠璃は今回の件から瑪瑙をはずしてほしいと頼み込む。

そんな折、突如セラフィム小坂支部を多数のカルトロップが襲撃。
全員を昏倒させて見てみると、前回の事件で行方不明になり、未だに見つかっていなかった被害者たちであった。
突然の支部襲撃に困惑しつつ調査したところ、羽鷹が潜伏していると思しき倉庫の裏口で、何やら荷物をトラックに積み込んでいることが判明。
さらに、倉庫から離れた場所にあるツインズタワー埋田の屋上から、羽鷹が1人でセラフィムの面々を挑発。

ジョーの進言もあり、メンバーは二手に分かれて任務に臨むことを決定。
瑠璃・次郎は羽鷹の待つツインズタワー埋田へ、フランシスと犬次郎は倉庫の裏口から密かに発進したトラックの追跡へ。
その後、瑪瑙も羽鷹の待つビル屋上に到着し、瑠璃らと3人で羽鷹との最終決戦に臨む。
最後は瑠璃が特攻モードの人形アリスで羽鷹をメッタ刺しにし、13年間の積年の恨みを晴らす。

戦闘終了後、3人の前にレジデント・オブ・パライソ戮快喰軍(りくかいくうぐん)大佐・神童を名乗る男が現れる。
男は瑪瑙のことを『エンブリオの生き残り』と呼び、意味ありげな笑みを浮かべて姿を消した……


参加者
文楽座 瑠璃(ウォーコイト/ゴンタ)
13年前に両親を目の前で殺害した羽鷹への復讐に燃える人形師の女の子。
瑪瑙を気遣い、たった1人で羽鷹の下に乗り込もうとする。
今回の1件で両親の仇を無事取ったため、精神的に相当落ち着いた模様。
猿渡 次郎(ヴォージェ/ミドリ)
知力0が燦然と輝く猿渡組8代目代表(予定)。
前回雉栄連から頼まれたことは部下のマサに言われてちゃんと思い出しました。
今回は桃地 大伍の仇を見事に取り、仲違いした旧桃地組の面々と思う存分はしゃぎ回る。
文楽座 瑪瑙(ファランクス/GHETTA)
文楽座一家を家事面で支える武闘派の女の子。
瑠璃から両親の死についての話を聞かされていないため、姉の様子に首を傾げつつ奔走する。
今回ラストにレジデント・オブ・パライソの幹部の1人から意味深な言葉をつぶやかれる。
犬次郎(バルディッシュ/急須屋)
胸に七つの傷を持つ北斗神犬。
今回は事情をある程度知りつつも、文楽座家で瑠璃のことを気遣って口を閉じるなど、心優しい一面を大いに見せる。
反面クライマックスではエナジーを限界まで削り暴走状態に追いこまれるなど、相当の傷を負った模様。
フランシス=ウェスト(ヴォージェ/東 京)
小坂に取材にやって来た挙句悪魔憑きになってしまったジャーナリスト。
今回は犬次郎と共にレジデント・オブ・パライソの怪しげな軽トラックを追う。
ピンチに陥ると口から某巨大掲示板語が飛び出す。


今回はドラマで言うところの1クールが終了する前後の会だったこともあって、シリアスな内容かつPCとして参加していないキャラもNPCとして多数登場するオールキャストなシナリオとなりました。

13年前、両親が殺されたその時に自分が着ていた服を、当時の自分に似せた人形に着せて復讐に燃える瑠璃や、事情を話そうとしない姉を敢えて追及することなくサポートに回る瑪瑙の姿は感動ものでした。
個人的に大好きなので。そういうの。
クライマックスの羽鷹はあまりいいところを見せられずに散っていきましたが、突如後頭部に口が開いてゲラゲラ笑い出す演出とかできたので、それなりに満足しています。
その反面、犬次郎&フランシスの前に立ちはだかったカルトロップが強すぎたことに関しては大いに反省しております。


さてさて。
1クール終わる時期とはいえ、小坂を舞台に繰り広げられるデモンパシリーズはまだまだ始まったばかり。
彼・彼女らの活躍はこれからも続きます。

考えてみれば、このシリーズが始まってまだ1ヶ月ちょいしか経ってないしね。

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3 コメント

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ただただ感謝です。 (ゴンタ)
2007-05-19 04:19:12
11話から12話では、瑠璃が焦ったり、テンパったり、どす黒かったり、普段見せていない表情を出せて楽しかったです。
まあ、ただの不思議系ではなかったというわけで…。

今回は瑪瑙を任務からはずすように頼んだり、かつての自分の姿をしたアリス(人形)を見せて、思い出せるか知覚判定振らせたりと、やりたい放題やらせていただきました。
自分と同じように復讐心に囚われて欲しくないので、両親の死の真相を隠すしたりや、かつての自分に似せた人形であるアリスに、事件当時の自分の着ていた服の血に汚れた生地で作った衣装を着せて決戦に行くというのは是非やりたかったことなので、本当に満足です。
正直ここまでこのキャラの設定を掘り下げれると思っていなかったからなぁ。

いつもとは違う感じの暴走をする瑠璃に付き合っていただいた、GM、GHETTAくん、そしてもちろん、他のPLの方々どうもありがとうございました。

最後は瑠璃と瑪瑙でしんみりと終ってもいいかなとも思っていたのですが、日常に戻ったと言うのが欲しかったので、あの爆発オチになりました。
彼女にとっては、家族である瑪瑙、刃字忌、ボナンザと楽しく暮らしていくのが一番の幸せだと思われますので…。
というわけで、パーソナリティの悪魔憑きに対する感情が『復讐の力』から『家族と楽しく暮らすための力』に変更されました。復讐も決着しましたので、またフワフワとしながら、周りのペースを乱しつつ生活していくことでしょう。

では、最後に、羽鷹戦でのグッと来る登場をしてくれたGHETTAくん、暴走気味の瑠璃に戸惑いつつ付いてきてくれた東くん、テレパシー能力でいい演出をしてくれたミドリ君、急須屋くん、そして、このシナリオを組み立ててくれた朱雀くん。
本当にありがとう!!!!

あ、ところで、瑠璃のキャラ紹介で女の子って書いてて、反応に困ったね。23歳だからな~(笑)

ああ、もう一つ。小坂シリーズがこれだけ早いペースで動いていてめちゃめちゃうれしいです!!
立ち上げ当初は上手く動くか不安だったもので。参加してくれてる皆さん、本当にありがとうございます~!!
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参加できず・・・ (mo(体調不良につき単位が危ない)no)
2007-05-22 12:43:01
氷枕orz

LV4目前で足踏み中です。体調管理はしっかりとorz
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ありゃりゃりゃ (朱雀)
2007-05-22 22:05:24
そうだったんですか。
それじゃ仕方なかったですね。
ゆっくり療養してね~。
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