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テケリ・リ

2010年04月10日 10時08分14秒 | ボードゲーム紹介

邪神を集めないようにするカードゲーム。
全員に手札が配られ、制限に従って、得点を取らずに済むようカードを出していくゲームです。

ゲームの基本的な流れを説明します。
最初の人は自由なカードを出します。
このゲームには、4色それぞれ1~8のカードがあるのですが、次の人からは最初の人と同じ色のカードを出さねばなりません。
持っていない場合のみ、他の色を出しても構いません。(このルールを、短縮化のためにマストフォローと呼んだりします。)

全員が一枚ずつ出したら、最初と同じ色のカードのみを見て、数字の大きさを比べます。
一番大きい数字を出した人が、そこで出たすべてのカードを獲得します。
(このようにしてカードを取っていくゲームを、トリックテイキングと呼んだりします。)

その後、カードを獲得した人の次のプレイヤーがカードを最初に出す人となり、再開します。
これを手札が尽きるまで繰り返し、得点を計算するというゲームです。

基本的にはそれだけなのですが、カードの中には特殊な効果を持つものもあります。
例えば、各色の7と8。
通常、7や8は数が大きく、トリックを獲得してしまう可能性のかなり高いカードです。
これらのカードには、若干の救済措置が備わっています。

誰かが7か8を出した際、それと同色・同数のカードが出れば、「キャンセル」というものが起こります。
どういうことかというと、それら2枚のカードの数字は0として扱い、大きさ比べをするということです。
これによって、獲得の可能性を大幅に下げることができます。

ただし、同色・同数は3枚同トリックに出ることがあります。

この場合は、後の2枚同士が打ち消し合ってキャンセルとなるため、最初の1枚は有効となってしまいます。

 

このゲームでは、獲得した次のプレイヤーから次のトリックはスタートするのですが、これはこの辺に理由があります。
つまり、後手のプレイヤーは優位に立てるのです。
邪神(マイナス点)のカードが出ているかを見てからカードを決められるため、小さい数字の強いカードを無駄射ちしなくて済みますし、キャンセルだって左右できるのです。
なので、トリックを獲得してしまったプレイヤーが最後手番になるよう作られているということです。

 

ちなみに、一回手札を使い切るまでが1ラウンドで、テケリ・リは3ラウンドで勝敗を決めます。
運も結構絡むので、最初に得点を背負ってしまっても諦めないことが肝心です。


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